登山記録 小又山

今年10回目

9月15日(土)
メンバー:職場の同僚と私の2名
天気:晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

06:55 根の崎口発
09:56 越途
11:31 小又山山頂
12:00 小又山山頂発
13:06 越途
15:37 根の崎口


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数えてみたらなんと9週連続で山に来ています。それだけ雨が降っていないということなのでしょうか。毎週山登りをしていると体調はとてもいいです。ということで、今回は神室連峰最高峰の小又山に35年ぶりに来てみました。

計画では西の又登山口から登る予定でしたが、西の又沢に行く林道が工事中で先に進めなかったので、さらに林道を奥に進んで根の崎口から登ることにしました。


登山口からすぐに急な坂が続きますが、このあたりの登り口はどこも似たような急な坂が多いので私はあまり負担には感じなかったのですが、一緒に登ってくれた同僚はかなりこたえたようです。右側に神室山、天狗森がところどころで見えるのですがすっきり写真に収まる場所は探せませんでした。写真に写っているのは神室山です。肝心の小又山はまだまだ見えてきません。


一合目からずっとこのような指導標があるのですが、爪をたてたのはクマでしょうか?


ここは越途という六合目の場所で、西の又からのコースとの合流点です。ここからは登山道がとても広くなっていて歩きやすかったです。


やっと小又山の山頂が見えました。でも、この後は霧がかかってきて周囲の山はほとんど見えなくなりました。


ほぼ計画していた時間で山頂に着きました。ご飯を食べてのんびりしていたら、秋田から来たという10人程のパーティが登ってきて賑やかになりました。そのパーティーは西の又から登ってきたようです。あの工事中の林道を歩いて通ったのでしょうか?


幅が広くて歩きやすい尾根筋です。整備された方に感謝です。落ち葉などで土がふかふかしてとても気持ちよく歩けます。


不思議な形の枯れた木です。まだ向こうの空が青いのですが、この後すごい雨になりました。


私たちは雨が降り始める前に下山できたのですが、帰りに舟形の若鮎温泉に向かう途中で雷がなり、強い雨になりました。若鮎温泉を出てから、集合場所にした職場に向かう途中で両方の端がしっかり見える見事な虹が見えました。

今回はかなりゆったりしたペースで歩いたので、下りもバテることなく歩くことができました。

小又山に向かうには途中で水場がないので、水を多めに持って登ることをおすすめします。ちなみに私は約2.5リットルを持っていきましたが全部飲み干しました。

登山記録 杢蔵山

今年9回目

9月8日(土)
メンバー:単独行
天気:晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
08:46 一の滝コース登山口発
09:30 二股
10:32 杢蔵小屋
11:07 杢蔵山頂
11:53 杢蔵小屋
12:40 二股
13:23 一の滝コース登山口


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杢蔵山には今年7月2日にも行ったのですが、前回は山頂に着いても視界が開けずにがっかりしました。今回は子供の部活動の送り迎えという時間制限がある中での登山だったので、少しピッチを上げて歩きました。また、前回にはなかった看板が何枚か設置してあったのでいくつか写真に撮ってきました。

二股の戸前川の渡渉点にあった矢印の表示です、以前は紙に印刷されたものでしたが、合板で作ったものになっていました。


小屋の前に出る前の登りです・こんな名前があるなんて知りませんでした。高校山岳部の時に薄暗くなったこの坂を登るのが辛かった思い出が残っています。


この標識をみるとほっとします。小屋は目の前です。


小屋の背景の青空はパンフレット用に使えそう。どうぞご自由にお使いください。


小屋に近い水場です。看板の文字の小屋までは15分じゃなくて5分だと思うのですが。水量はとても少なかったです。


今回の山頂は快晴で、なおかつ風もなくとてもいい気持ちでした。宮城県から来たという二人連れに会いました。


右から火打岳、小又山、神室山と続くやまなみです。


新庄市内の眺めです。右上にアゲハチョウが入りました。

なんとか目標時間内に下山できて、山屋温泉に寄り、部活の迎えにまにあいました。

でもまだまだ下りの体力が足りません。もっと鍛えたいと思います。

登山記録 障子ヶ岳

今年8回目

9月1日(土)
メンバー:単独行
天気:晴れ時々くもり

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
05:20 登山口発
05:28 出会吹沢渡渉
08:06 大クビト
08:49 紫ナデ
10:11 障子ヶ岳山頂(1484m)
12:01 紫ナデ
12:35 大クビト
14:16 出会吹沢渡渉点
14:24 登山口 

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実は私の計画では日暮沢小屋を経由して竜門山、寒江山に行くつもりだったのですが、林道が工事中で途中までしか車が入れませんでした。そこでGPSで日暮沢小屋までの距離をみてみると3キロ以上あったので行き先を変更することにしました。そして向かったのは来た道を少し戻ったところから林道に入る障子ヶ岳です。この山は今回初めて登る山です。ガイドブックには1泊2日のコースが紹介されていたので、少し厳しい山かなという思いがありました。

やはり林道の情報などはできるかぎり確認しておくべきですね、




登山口には10台程度は停められそうスペースがありましたが、1台も駐車していませんでした。そのため、今回は誰にも会わない山行きになるかなと思って登りましたが、帰りに紫ナデで天狗小屋に向かう6人のパーティとすれ違いました。




登山口を出発してまもなく沢を1箇所渡りました。沢の水は結構水量がありましたが透き通っていました。2.5リットルの水を持って行きましたが全部飲み干したので、帰りにここの沢の水を飲みました。




クワガタが登山道の真ん中で木の蜜を吸っていました。ちょっと離れたところではカップルのクワガタが子孫繁栄の営みをしていました。朝からお疲れ様です。




沢を渡ってからずっと指導標らしきものがありませんでしたが、大クビトと書かれた板が下げてありました。クビトって何なのかわかりません。




紫ナデを過ぎても、まだこれから向かう障子ヶ岳の山頂は霧の中で見えてきません。地図にはにここから山頂までは1時間15分と地書いてあります。




行く手の左の方の沢には、ところどころ雪が残っていました。少しづつ霧が薄くなってきた感じです。




障子ヶ岳山頂には誰もいませんでした。今回は自分撮り用のアイテムを持参したのでこんなふうに撮れました。山頂は狭いけど、いごこちが良かったので、向かいに見える以東岳にかかる雲がなくならないかと45分ほど待ちました。




以東岳には高校時代と朝日村立朝日中に赴任していた時にも、職場の同僚と登りました。このアングルからの眺めは初めてですが、なかなか素晴らしい眺めです。
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山頂からの帰り道に山頂の方を振り返ると、障子ヶ岳独特の白っぽい岩の山肌を見ることができました。




下りの途中で倒木の先に小さくとぐろをまいたマムシをみつけました。ストックで倒木をトントン叩いたら面倒臭そうに頭を上げて移動を始めました。お昼寝中だったのかも、ごめんなさい。見づらいですが写真の右から5分の1ぐらいのところが頭です。

今回は計画を大きく変更しての登山になりましたが、ずっと気になっていた障子ヶ岳にいけたのでラッキーでした。

今度は紅葉の時期にも朝日連峰に来てみたいです。

帰りには大井沢温泉に入り、おみやげに温泉まんじゅうを買いました。

登山記録 高松岳

今年7回目

8月26日(日)
メンバー:カミさん、職場の同僚、私の3人
天気:晴れ時々くもり後雨

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
07:00 泥湯沢口発
09:34 小安岳分岐
09:54 石神方面分岐
10:48 高松岳避難小屋
11:07 高松岳頂上
12:55 山伏岳
14:35 川原毛地獄登山口
15:05 泥湯温泉


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夏休み最後の日の日曜日。秋田県の秘湯泥湯温泉を下山後の楽しみに、高松岳、山伏岳に登ることにしました。今回は単独行ではなく、カミさんと職場の同僚(女性)の3人です。やっぱり秘湯の魅力は大きいです。
泥湯温泉の広い駐車場に車を駐めて出発です。駐車場の端にはトイレもあります。



入山ノートに「とても危険」と書かれていましたが、先週の神室山よりはずっと歩きやすくていいコースでした。藪こぎもなかったのでお薦めできるコースです。これから登る高松岳への山道がはっきり確認出来ました。刈り払いしてあって歩きやすい山道です。



避難小屋から山頂までは300mほどありました。ほぼ水平に移動して高松岳山頂に向かいます。



高松岳山頂1348mです。先週登った神室山とまだ登ったことのない虎毛山がよく見えました。雲が出てきたので割と過ごしやすかったです。風はほとんどありませんでした。



山伏岳山頂1315mで昼食にしました。一番おいしいのは水です。



山伏岳から下山する途中でパラパラという音。雨が降り始めました。雨よりも汗で濡れているのであまり気になりませんが、道が滑りやすくなるので、休憩なしで歩きました。硫黄のにおいがしだいに強くなり、川原毛地獄の目の前の車道に出ました。



今日の最終目的地、泥湯温泉の露天風呂で天然の雨水シャワーをあびながらゆったり白く濁った温泉に浸かりました。帰りにババヘラアイスのおばちゃんの所に寄ろうとしたらすでに店じまいしてあって残念でした。今回の山行きもなかなか楽しかったです。

登山記録 神室山(秋田県側西ノ又コース→パノラマコース)

今年6回目

8月19日(日)
メンバー:単独行
天気:晴れ時々くもり

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
05:01 西ノ又コース登山口発
05:28 第一渡渉点吊り橋
05:43 第二渡渉点吊り橋
06:51 不動明王
08:25 御田の神
08:56 西ノ又コース分岐
09:17 神室山頂上
11:02 前神室山
11:21 第3ピーク
12:14 第2ピーク
12:36 第1ピーク
14:05 西ノ又コース登山口


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神室山には去年は金山町の有屋口から登りましたが、今回初めて秋田県側の西ノ又コースから登り、パノラマコースを降りることにしました。ここに来るまでには鳥居があってその後は林道が少し荒れていたので大丈夫かなとヒヤヒヤしながら駐車場までたどり着きました。車から降りるとアブがたくさん車の中に入ってきたので、やっpり殺虫剤のスプレーを持って来るべきだったと思いました。ちなみにこの写真は下山後の午後の写真です。



吊り橋が2つあるのは知っていたのですが、実際に渡ってみると、かなりゆれるのとなかなかの長さなので結構スリルがありました。



この滝の手前には登山道が崩れて細くなっているところもあったので、滑り落ちないように慎重に歩きました。このあたりでペットボトルに空きはあったのに、水を満タンにしなかったのが後からとてもとても悔やまれました。この滝を過ぎてすぐの所に不動明王の祠がありました。そして、胸つき八丁坂、クマのひるね坂と続きます。



御田の神という広い場所に着きました。前神室が綺麗に見えると喜んでいましたが、このあと結構な藪こぎが待っていました。藪こぎは体力を消耗しました。本当に登山道からはずれていないのか心細くなりました。



この光に救われました。



ついに尾根に抜けました。神室の主稜線がはっきり見えています。



神室の新しい小屋が見えます。でも、今日は風もないし、天気もいいので山頂で一休み。小屋には寄りませんでした。



神室の山頂に着くと誰もいませんでした。遠慮無く、靴も脱いで大の字に寝っ転がって休みました。汗が染みこんで重くなったタオルは、簡単にしぼることができました。昼ごはんというものは特別用意していなかったので、ゼリー飲料を飲みましたが、それ以外は食べたいとは思いませんでした。



前神室山には初めて登りました。前神室山から小又山、火打岳方面を眺めます。最上町方面には雲がかかっていたので、こちらのコースを選んで正解だったようです。



ざんげ坂を降り始めたら急にペースが落ち始めました。どうやら熱中症のような感じです。汗などで外に出ていく水分のほうが、口からいれている水分よりも明らかに多いです。とにかく無理をしないでゆっくり休みながら下ることに決めました。



あきれるほどゆっくりゆっくり降りたので、痙攣を引き起こすこともなく降りてこれました。この沢の水を見てコップで4杯もたてつづけに飲みました。水は30分以上前に空になっていたのです。水は大事です。本当に今回はいやというほど思い知らされました。



下山後の楽しみはなんと言っても温泉です。特にどこに寄るとは決めていなかったので適当に選んで行ってみたら、フロントで入浴料600円払いました。ちょっと高いなと思いましたが、いろんなタイプの風呂があったので、まあいいかなという感じでのんびりお風呂に浸かりました。


今回も単独行だから無理をしないで行けたのかなと思います。まだまだ体力に課題が残りました。