今年6回目
6月11日(土)ー6月12日(日)
メンバー:新庄自然に親しむ会のメンバー3名
天気:曇り時々晴れ
主なコースタイム(発以外は到着時刻)
1日目
9:32 蒲沢登山口発
12:20 権八小屋跡
14:53 1059m地点
15:54 山小屋
2日目
4:12 山小屋発
4:12 神室山山頂
4:42 主稜線との分岐
4:57 春日神
6:14 二股
7:37 有屋口
今回の山行は新庄自然に親しむ会の山行としてリクエストしていたものです。
なぜ、蒲沢口なのか?
それは、私の記憶の中に高校山岳部時代に蒲沢口から神室山に登ったのではなかろうかという推測があったからです。
当時はバスを使って現地に向かったと思われます。
実は、今回2台の車でやって来ていて私の車は有屋口に置いてきました。
ところがアクシデント発生!
なんと、左前輪がパンクしている。
なぜ?と思ってスペアタイヤをはめて、確認してみるとタイヤの内側に傷があって破けていました。
ということは、
次の日は悪路と言われている蒲沢までスペアタイヤで行くことに………………。
このことがずっと頭の中にあって山行中すごく不安になりました。
気をとりなおしてまずは出発。
沢をどんどん上流に向かって登っていくよくあるコースですが、そんなに歩きにくくはないものの登山道ははっきりしていたり、見えなかったり。
時々、ピンクテープなどの手がかりがあるとホッとします。
権八小屋跡への古い指導標がありました。
木がさしてあってテープがありました。
沢が終わるとだいぶ高度をあげていきますが、登山道はしっかりしていて不安はありません。ちゃんと枝や倒木を処理してあります。
きくらげがおいしそうにプルプルしています。
サンカヨウ。
権八小屋跡。以前雷滝から来たときよりも壊れている。
ここは重要なポイント。
長い台山歩きですが、割と快適に歩けました。
割と広い。
山小屋が見えてから、1059m地点まで下り、約300mを登り返す。
カタクリロード。
この下で、水をくんで山小屋まで担ぎ上げれば良かったと思った。
でも、やっぱり重かったかな?
イワカガミ。やっと咲いた感じ。
思い装備を背負っての300mの登りはばてます。
小屋の前で、しばしボーッとします。
後から、ここで無線運用をして11局と交信しました。
小屋の先に見えるのが今日歩いてきた台山尾根。
あの雪の下で水をくみました。
水を貯めるのにかなり時間がかかりました。
明日の天気はどうなるのかと思いながら夕ご飯。
朝、滝雲が最上町から金山町方面に流れています。右奥は火打岳。
今日向かう方向。
山の連なりが美しい。
秋田県役内側。
ハクサンチドリ。
神室山山頂方向を振り返る。
マイズルソウ。
シラネアオイ。
有屋口への分岐。
前神室の存在感はすごい。
春日神。
ギンリュウソウ。
二股まで結構な速さで下る。
大きな大木が登山道を塞いでいましたが、通れるように整備されていました。
整備された本人に山小屋で話を聞きました。
シダがきれい。
有屋口に着くまで、結構慎重にトラバースする場所がいくつかありました。
有屋口に着くと私の車が置いてありましたが、一番緊張したのはここから蒲沢までの道です。慎重にゆっくりと走らせ、無事に蒲沢の駐車場に着いた時は本当にホッとしました。
さてさて、家に帰って昔の山行手帳があるはずだと探していたら、代わりに45年前の登山計画書をみつけました。
やっぱり、蒲沢から登っていたことがわかりましたが、2泊3日の行程でした。
誤字もあって恥ずかしい。
今回の山行はいろいろありましたが、天候にも恵まれ、出会いもあり楽しかったです。