今年13回目
9月3日(土)
メンバー:単独行
天気:晴れ
主なコースタイム(発以外は到着時刻)
06:17 湯の台コース入り口発
06:36 滝の小屋
07:30 河原宿
09:04 あざみ坂下標識
09:48 伏拝岳
10:26 七高山(昼食+無線運用)
12:44 七高山発
13:11 伏拝岳
13:33 あざみ坂下標識
15:25 河原宿
16:41 滝の小屋
17:09 湯の台コース入り口
まだまだ残暑が厳しいので少しでも涼しいところに行こうかなと思って、今年3回目となる鳥海山に湯の台コースで行ってきました。
湯の台コースならまだ雪渓が残っているから涼しいだろうという思いと、帰りにはのんびり湯の台温泉に入ってこれると思って行ったのですが、思わねアクシデントでとんでもないことになり、なんとかその日のうちに帰ることができました。
「遭難者多発」「行動には十分注意を!」の看板。
今思い返せば、ここで自分のことだぞ!と言い聞かせるべきでした。
滝の小屋の付近はガスっていて視界がよくありませんでした。
また、小屋の近くの沢は水がほとんど流れていませんでした。
河原宿の前の沢も水がほとんど流れておらず、素通りして登ってきました。
やっと雪渓の下にたどり着いて、雪解け水をごくごく飲みました。
冷たくてうまい。
本日最大の難所あざみ坂。
覚悟して、ゆっくりと登りました。
しかも、途中で朝ごはんを食べながら。
鳥海湖も見えるなー、なんてのんきなことを思いながらコンビニで買ったおにぎりをぱくつきました。
新山に向かう登山道には登山者が数人見えました。
今回も鳥海山は賑わっていました。
イワキキョウに癒やされながらのんびり歩きます。
前回、山の日に登ってきた百宅コースとの分岐に建つケルンです。
七高山山頂は人がたくさんいたので写真を撮ってすぐにちょっと下に下がってきました。
こんなふうにポールを3本のロープで引っ張って建てました。
ここに2時間ほどいて、昼食と無線運用をしてました。
山頂直下の雪はこんなに小さくなっていました。
外輪山を下る時の気持ちはとても開放的で好きです。
悲劇はこの約30分後に起きました。
河原宿には予定時刻を大きく超えて着きました。
実は、あざみ坂を下りきったところを少し過ぎたところで、体のバランスを崩して岩の前で一回転前転したのです。
あまりにも突然のことだったので何が起きたかわからなかったのですが、ズボンの左ひざが切れていて血が滲んでいました。
それよりもダメージがあったのは全身の重さを支えたと思われる右ふくらはぎで、痛みが強くしばらくは動けませんでした。
なんとか立つことができて、ゆっくりゆっくり下り始めることができました。
今回は、ストックを面倒臭がって持ってきませんでした。
また、テーピング(キネシオテープ)と鎮痛剤を持っていたにもかかわらず使いませんでした。
いろいろな反省があります。
痛い思いをしましたが大変勉強になりました。
皆さんも、くれぐれもご用心を。