登山記録 高松岳

今年7回目

8月26日(日)
メンバー:カミさん、職場の同僚、私の3人
天気:晴れ時々くもり後雨

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
07:00 泥湯沢口発
09:34 小安岳分岐
09:54 石神方面分岐
10:48 高松岳避難小屋
11:07 高松岳頂上
12:55 山伏岳
14:35 川原毛地獄登山口
15:05 泥湯温泉


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夏休み最後の日の日曜日。秋田県の秘湯泥湯温泉を下山後の楽しみに、高松岳、山伏岳に登ることにしました。今回は単独行ではなく、カミさんと職場の同僚(女性)の3人です。やっぱり秘湯の魅力は大きいです。
泥湯温泉の広い駐車場に車を駐めて出発です。駐車場の端にはトイレもあります。



入山ノートに「とても危険」と書かれていましたが、先週の神室山よりはずっと歩きやすくていいコースでした。藪こぎもなかったのでお薦めできるコースです。これから登る高松岳への山道がはっきり確認出来ました。刈り払いしてあって歩きやすい山道です。



避難小屋から山頂までは300mほどありました。ほぼ水平に移動して高松岳山頂に向かいます。



高松岳山頂1348mです。先週登った神室山とまだ登ったことのない虎毛山がよく見えました。雲が出てきたので割と過ごしやすかったです。風はほとんどありませんでした。



山伏岳山頂1315mで昼食にしました。一番おいしいのは水です。



山伏岳から下山する途中でパラパラという音。雨が降り始めました。雨よりも汗で濡れているのであまり気になりませんが、道が滑りやすくなるので、休憩なしで歩きました。硫黄のにおいがしだいに強くなり、川原毛地獄の目の前の車道に出ました。



今日の最終目的地、泥湯温泉の露天風呂で天然の雨水シャワーをあびながらゆったり白く濁った温泉に浸かりました。帰りにババヘラアイスのおばちゃんの所に寄ろうとしたらすでに店じまいしてあって残念でした。今回の山行きもなかなか楽しかったです。

登山記録 神室山(秋田県側西ノ又コース→パノラマコース)

今年6回目

8月19日(日)
メンバー:単独行
天気:晴れ時々くもり

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
05:01 西ノ又コース登山口発
05:28 第一渡渉点吊り橋
05:43 第二渡渉点吊り橋
06:51 不動明王
08:25 御田の神
08:56 西ノ又コース分岐
09:17 神室山頂上
11:02 前神室山
11:21 第3ピーク
12:14 第2ピーク
12:36 第1ピーク
14:05 西ノ又コース登山口


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神室山には去年は金山町の有屋口から登りましたが、今回初めて秋田県側の西ノ又コースから登り、パノラマコースを降りることにしました。ここに来るまでには鳥居があってその後は林道が少し荒れていたので大丈夫かなとヒヤヒヤしながら駐車場までたどり着きました。車から降りるとアブがたくさん車の中に入ってきたので、やっpり殺虫剤のスプレーを持って来るべきだったと思いました。ちなみにこの写真は下山後の午後の写真です。



吊り橋が2つあるのは知っていたのですが、実際に渡ってみると、かなりゆれるのとなかなかの長さなので結構スリルがありました。



この滝の手前には登山道が崩れて細くなっているところもあったので、滑り落ちないように慎重に歩きました。このあたりでペットボトルに空きはあったのに、水を満タンにしなかったのが後からとてもとても悔やまれました。この滝を過ぎてすぐの所に不動明王の祠がありました。そして、胸つき八丁坂、クマのひるね坂と続きます。



御田の神という広い場所に着きました。前神室が綺麗に見えると喜んでいましたが、このあと結構な藪こぎが待っていました。藪こぎは体力を消耗しました。本当に登山道からはずれていないのか心細くなりました。



この光に救われました。



ついに尾根に抜けました。神室の主稜線がはっきり見えています。



神室の新しい小屋が見えます。でも、今日は風もないし、天気もいいので山頂で一休み。小屋には寄りませんでした。



神室の山頂に着くと誰もいませんでした。遠慮無く、靴も脱いで大の字に寝っ転がって休みました。汗が染みこんで重くなったタオルは、簡単にしぼることができました。昼ごはんというものは特別用意していなかったので、ゼリー飲料を飲みましたが、それ以外は食べたいとは思いませんでした。



前神室山には初めて登りました。前神室山から小又山、火打岳方面を眺めます。最上町方面には雲がかかっていたので、こちらのコースを選んで正解だったようです。



ざんげ坂を降り始めたら急にペースが落ち始めました。どうやら熱中症のような感じです。汗などで外に出ていく水分のほうが、口からいれている水分よりも明らかに多いです。とにかく無理をしないでゆっくり休みながら下ることに決めました。



あきれるほどゆっくりゆっくり降りたので、痙攣を引き起こすこともなく降りてこれました。この沢の水を見てコップで4杯もたてつづけに飲みました。水は30分以上前に空になっていたのです。水は大事です。本当に今回はいやというほど思い知らされました。



下山後の楽しみはなんと言っても温泉です。特にどこに寄るとは決めていなかったので適当に選んで行ってみたら、フロントで入浴料600円払いました。ちょっと高いなと思いましたが、いろんなタイプの風呂があったので、まあいいかなという感じでのんびりお風呂に浸かりました。


今回も単独行だから無理をしないで行けたのかなと思います。まだまだ体力に課題が残りました。

登山記録 焼石岳(東成瀬コース)

今年5回目

8月15日(水)
メンバー:私、カミさん、長男(中1)の3名
天気:晴れ時々くもり

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

05:40 秋田県雄勝郡東成瀬村3合目登山口発
06:00 4合目大森沢
06:19 5合目釈迦さんげ
07:03 6合目与治兵衛
07:32 7合目柳瀞
08:14 8合目焼石沼
08:52 9合目焼石神社
09:45 焼石岳山頂
10:19 泉水沼
11:05 9合目焼石神社
11:49 8合目焼石沼
12:18 7合目柳瀞
12:50 6合目与治兵衛
13:53 4合目大森沢
14:20 3合目登山口


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今回登った山は東北百名山地図帳を見て登ってみたいと思った岩手県にある山です。湯沢から行けるので登り口は秋田県の東成瀬村にある三合目駐車場を選びました。林道に入る大きな看板があって、そこから3kmほど林道を走りますが、途中で出会った方によるとクマを見たそうです。林道は走りやすく駐車場も30台はとめられるようですが、トイレは林道の入り口付近にありました。私達がここに着いたのは5時20分でしたが私達の他には1台駐車してあるだけでした。下山したら5,6台くらいに増えていましたが結構遠方からの車もありました。


行きはこの標識をそのまま直進して釈迦ざんげを通過しましたが、帰りはまわり道を歩きました。時間短縮のためには迷わずまわり道を歩いたほうがいいようです。道も歩きやすかったです。


沢を渡る場所が3箇所ありました。増水していなかったので靴を履いて問題なく渡ることができました。長男は普通の運動靴だったので濡れました。


「安心してお飲みください」という保健所のおすみつきの看板がある長命水。たしかに冷たくておいしい水でした。ひしゃくもおいてありました。


8合目の「焼石沼」の標識あたりから花がたくさん咲いていました。今回この山に来たのは「東北トップクラスの花の山」と東北百名山地図帳に書いてあったからです。確かに花がたくさんあって歩くのが楽しくなります。


焼石神社の前をなぜか左の方に行ってしまってルートをはずれました。霧が濃くなって見通しがききずらくなっていました。大きな岩を渡り歩いてなんとか正規のルートに出てその後はペンキのマークを見落とさないように慎重に進みました。


山頂に着くと岩手県側から登ってきた方が2人いて、霧が晴れるのを待っている様子でしたが、こんな感じで霧が濃くなにも見えません。また風も強くカミさんは帽子を飛ばされたみたいです。沢を渡るときの写真では帽子をかぶっています。ちなみに山頂の高さは1548mです。


山頂からは泉水沼の方に降りましたが、こちらの道は焼石神社側からの道と違ってとても歩きやすかったです。泉水沼の周辺も花がいっぱいに咲いているのでしょうが、霧が濃くて見渡せませんでした。ぐるっとまわって、焼石神社に戻るまでには藪こぎが必要な道もあり結構ハードでした。焼石神社の前に戻ってみるとさっきまでの霧が晴れてきて山頂まで見えてきました。


花の写真はたくさん撮りましたが、腕がよくないのでなかなか上手く撮れませんでした。とにかく、たくさんの種類の花が咲き乱れていてきれいでした。


帰りはジュネス温泉 ホテルブランで汗を流しました。大人300円はなかなか安くていいです。お風呂も洗い場がたくさんあり、目の前がスキー場のゲレンデというロケーションでなかなか良かったです。

GPSのトラックデータをみてみたら今回は16.5kmも歩いていました。時間もほぼ予定通りでした。

大変参考になったサイト
東成瀬村観光サイト 観光パッフレット
このサイトの焼石岳ドライブ&登山Mapを印刷して持って行きました。とてもわかりやすくて便利でした。

登山記録 大朝日岳

今年4回目

8月7日(火)
メンバー:単独行
天気:晴れ時々くもり

主なコースタイム(到着時刻)

04:45 古寺鉱泉駐車場出発
06:13 一服清水
06:23 ハナヌキ峰分岐
07:07 三沢清水
07:35 古寺山
09:25 銀玉水
10:00 大朝日小屋
10:15 大朝日岳山頂
12:25 小朝日岳山頂
13:19 古寺山
13:38 三沢清水
14:14 ハナヌキ峰分岐
14:22 一服清水
15:18 朝陽館
15:25 古寺鉱泉駐車場

夏季休暇をとったので少し遠くの山に行くことにしようと考えて選んだのが、高校山岳部時代に2泊3日で縦走した朝日連峰です。
8月4日に鳥海山に行ってから日数が経っていませんが、間を開けずに登ったほうが体調はいいようです。
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歩く距離が16Kmを超えるので、長時間歩くことになるのを覚悟して朝2時過ぎに家を出ました。
高速を使わずにナビの指す方向に進んだらとんでもない山道を行くことになり、ちょっと不安でした。
なんとか駐車場にたどり着くと10数台の車があり、あたりが明るくなるのを待ちました。




右がブナで左がヒメコマツ。なぜかこの2本の違う木が合体したのだそうです。




一服清水です。切り株があったりして腰を降ろして休めます。どこの水場の水も冷たくておいしかったです。




私の前を行く人がここで迷わずに右に進んで小朝日岳の山頂に向かわずに迂回したので、私もそうすることにしました。




目の前に大朝日岳が見えてきました。大朝日小屋も雪渓の上にちょこんと見えます。やっとここまできたなーっていう感じです。




銀玉水で高校の山岳部(女子)に会いました。顧問の先生お疲れ様です。生徒の背負っている荷物は私の2倍以上ありました。うーーん、自分が高校生の頃はキスリングだったなーって、懐かしく思いました。




銀玉水の水は本当に美味しいです。結構な水量があって冷たいです。




大朝日小屋の周囲はお花畑になっていて綺麗でした。




大朝日小屋から西朝日岳、竜門山に続く道です。朝日連峰らしい優しい尾根歩きの道が続いています。




大朝日岳山頂には予定よりもだいぶ早く着きました。時々ガスってきたりしましたがお陰様で360度見渡すことができました。後から大学生と思われる集団がやって来ましたが、携帯で山頂ナウとかやっていました。




来る時にパスしてきた小朝日岳の山頂を目指します。かなりの急な坂です。荷物が少なくて本当に良かったと思います。




小朝日岳の山頂です。15分ほどいましたが誰も来ませんでした。さっきまでいた大朝日岳が遠く感じます。




下りは単独行の強みで、がんがんスピードをあげて降りてきました。とても歩きやすい道です。




まだ時間にゆとりもあるので古寺鉱泉でお湯につかろうと思ったら、本日臨時休業の看板が出ていてがっかりしました。




車で大井沢温泉まで行き、そこでのんびりと体を休めました。300円の入浴料は安いです。お湯をなめたらしょっぱかったです。

今度は誰かを連れてきたいと思いました。

できれば山の上で一泊して、もっとゆっくり歩きたいです。

登山記録 鳥海山

今年3回目

8月4日(土)
メンバー:私と職場の同僚及びその家族、総勢8名
天気:晴れ

主なコースタイム(到着時刻)

07:10 湯の台コース登山口
07:26 滝の小屋
08:35 河原宿
10:40 あざみ坂
11:40 伏拝岳
12:20 大物忌神社(昼食・休憩・元気のある人は新山山頂へ その他は昼寝)
14:10 出発
14:25 七高山への分岐
15:03 伏拝岳
17:03 河原宿
18:10 滝の小屋
18:30 湯の台コース登山口

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今回はだいぶ前から計画して、職場の皆さんに案内したものです。天気が一番気がかりでしたが、幸運に恵まれ素晴らしい山行になりました。

JR新庄駅の東口駐車場の集合は朝5:00にしておきましたが、皆さん遅れることなく集まってくれました。

その後みんなでコンビニに寄って、朝ごはんや昼ごはん、おやつなどを買いました。

鮭川村を通過し、青沢を越えて八幡に抜け鳥海高原家族旅行村の手前を右に曲がります。

まもなくして直線の道路になって正面に鳥海山がでーんと見えたら、道をタヌキが一匹横切りました。

駐車場に着くと車はすでに満杯になっていて、無理やりガードレールすれすれまで寄せて駐車しました。

入山カードに8名分の名前を記入してもらって、いざ出発です。

滝の小屋を過ぎると、小川を進みますが、どこがコースなのか先頭を行く先輩もわかりにくかったようですが、赤い布を目印に進んでもらいました。

雪の残る滝を右手に進むとだいぶ登山らしくなってきますが、この空の色がいい感じで、海の方まで見えました。

河原宿に到着です。皆さんまだ少しゆとりがあるようでした。私達は平気で横を流れる川の水をおいしいと言って飲んでいましたが、本当は飲まないほうがいいと、下山するときに会った登山道の工事をしている方々に言われました。でも、誰もお腹は壊さなかったようです。


雪渓の上を歩きます。雪渓はスプーンで削られたような感じになっていて結構硬い状態です。滑って転ばないように慎重に進みます。うーん日に焼ける焼ける。

でも、少しひんやりして気持ちよかったです。



雪渓のそばにはチングルマがたくさん咲いていました。




今回行けなかった方のためにサービスです。

気分だけ涼しくなってください。

この後は辛く長いあざみ坂。

ああ、あざみ坂。

本当に大変でした。




外輪山の縁に立って、新山が見えた時にはもう12時近くになっていました。

さて、神社までもうひとがんばりと思っていたら、知り合いに出会いました。今日はたまたま一人で来たようですが、とても元気な先輩(女性)です。


神社の右の雪渓の真下まで移動して昼食です。

私はかき氷を作りました。

これがうまい。

かき氷シロップ(いちご)とコンデンスミルクを持って登ったかいがありました。

みなさんおかわりして食べていました。

ここで、まだ少し体力にゆとりのある4人が新山まで登り、私を含めた4人は昼寝をしたりして体を休ませました。


新山に登ったメンバーと合流した後は、少しだけ七高山の方向に登り、その後はずっと気持ちよく下りました。

途中でこれから神社の小屋に泊まるパーティーと会ったので、かき氷シロップとコンデンスミルクはプレゼントしました。




登りであんなに苦労したあざみ坂も、綺麗な青空の下になりました。




河原宿に着くと、今日はここに泊まるというと登山道の工事に入っている方々に会いました。

大きなポリタンクに入った水と、ペットボトルに入ったお茶を頂いたので、お返しに今晩の酒のつまみになりそうなものをプレゼントしてきました。

ついでに、カメラのシャッターまで押していただきました。



駐車場まで戻ると朝はあんなにたくさんあった車が10数台程度に減っていました。

暗くなる前に駐車場に戻ってこれて一安心しました。

この後、鳥海山荘により、露天風呂に入ってきました。

お風呂から上がってアイスなんかかじっていると、酒田の方向に花火が上がるのが見えました。

その後は時間がだいぶ遅くなったので、食事はコンビニで何か腹のたしになるものを調達し新庄に向かいました。

写真は鳥海山荘に着いた時の空です。

今回は大勢で登ったとても楽しい山行でした。

また、企画したいと思いますので行きたい人は、是非ご一緒しましょう。