登山記録 神室山(台山尾根経由)

今年15回目

9月2日(土)
メンバー:単独行
天気:くもりのち晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
05:59 駐車場 
06:19 砂利押し沢分岐
07:49 雷滝源頭
09:24 権八小屋跡分岐
11:57 神室山山山頂(1365m)
12:59 神室山山山頂発
15:05 権八小屋跡分岐
15:52 雷滝源頭
17:16 砂利押し沢分岐
17:39 駐車場

高校山岳部で登って以来40年以上ぶりに台山尾根に向かいました。

来年は神室山の小屋で一泊して火打岳まで周回で歩く計画なので、その下見を兼ねています。

なんと歩いた距離は21km以上で、ハーフマラソン並みでした。

お陰で体重が1kg減りました。

気温が低かったので歩きやすかったのですが、30度超えする時期だったら大変だったと思います。

登山地図やガイドブックなどではさらに先まで車で入れることになっているのですが、途中で路肩が崩れていてこの手前までしかいけませんでした。

そのために砂利押し沢の分岐までまでは、予定よりも10分程度多くかかりました。

砂防ダムがあります。

砂利押し沢との分岐です。

高校山岳部時代は、砂利押し沢から火打に登っているはずなのですが思い出せません。

沢をいくつも渡っていくのですが、よく見ないとどこから沢に下りたらいいのかわからない場所や、滑りやすい場所があるので慎重に進みます。

止まりの滝と書いてあります。

滝はいくつかあるのですが、時間短縮のためにどの滝にも寄っていません。

ちょっと暗いですが、曲滝と書いてあります。

雷滝の標識が下においてありました。

雷滝は登山道からも見えます。

ここがこの日最大の難所でした。

ここからは下りずに、ちょっと手前にトラロープがあったのでそれを使って下りました。

反対側はこの金具を使わせてもらいました。

岩が滑りやすいので要注意です。

ここから一気に尾根に登ります。

そんなに急登という感じではありませんが、下りの方が厳しく感じました。

ガスってきました。

すごく狭いヤセ尾根です。

大きな岩の部分を下りるときは四つん這いになって下りました。

結構広い分岐です。

多少ブッシュもありますが、道を探すのはそんなに難しくなかったです。

ほんの一瞬、神室の山小屋が見えました。

気持ちいい尾根歩きです。

やっと小屋に着きました。

台山尾根を下り、そこからの登り返しがかなりきついです。

小屋には誰もいませんでした。

バイオトイレには男性の小は外でしてくださいとありました。

了解です。

山頂に着きましたが、全体的にガスっていてあいにく稜線はみえません。

誰もいない山頂で昼食です。

今回はじめてバケットを昼食にしてみました。

チューブ入りのツナマヨとチーズ、魚肉ソーセージ、ガーリックソフト、コーンポタージュスープです。

前日用意したものだけです。

途中で買い物をしなくていいのが利点です。

魚肉ソーセージはガーリックバターで焼きました。

おいしかったです。

山頂付近にはタテヤマウツボグサが咲いていました。

下り初めたら晴れてきました。

よくあるパターンです。

台山尾根がよく見えます。

左の端に火打岳が写ってます。

鳥海山も見えてきました。

山頂から今下りてきた尾根を振り返ります。

神室連峰最高峰の小又山がすぐ目の前に見えます。

尾根歩きを楽しみながらも少し時間を気にします。

特徴的な形の火打岳。

天気が良ければ2週間後に反対側の最上町側から登る予定です。

なんとか暗くなる前に駐車場までたどり着きました。

車道に出る手前の最後の沢でこけて痛い思いをしました。

本当に油断大敵です。

このコースはできればピストンではなく、周回コースとして使いたいです。

とにかく1日で21キロ超えはきつかったです。

また、危険な場所も多いので初めて行かれる方は単独では行かないほうがいいです。

登山記録 杢蔵山(三角山経由)

今年14回目

8月27日(日)
メンバー:単独行
天気:晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
11:45 三角山電波塔発 
11:59 杢蔵山荘
12:04 水場(金杢水)
12:27 杢蔵山山頂(1027m)
14:56 杢蔵山山頂発
15:16 水場(金杢水)
15:21 杢蔵山荘
15:38 三角山電波塔

午前中に実家の用事を済ませたら、あまりにも天気がいいのと来週の週末はまた天気がくずれそうだったので2日連続で山に向かいました。

向かった先は、いつもの杢蔵山。

今年3度目です。

林道にさしかかるとこんな表示が。

もし、進めなくなったらそこに車を停めて歩いてもいいかと思って慎重に運転しました。

しかし、有志の皆さんのお陰?で無事に通れるようになったようで、電波塔まで登ってこれました。

ただし4WDでなければ無理です。

また、車に傷がつくのが嫌な人はやめたほうがいいです。

午前中はほとんど雲もなかったのですが、少し雲も出てきましたが昨日とは全く違って風がほとんどありません。

小屋には誰もいないようでしたので、通過です。

水場の表示が気になったので実際に試してみました。

ここから30分で山頂に行けるかです。

今回は23分かかりましたので、私の歩くスピードでも合格ラインです。

昨日登っていた月山です。

向こうも今日はいい天気でしょう。

鳥海山です。

無線で河原宿付近まで下山中の方と交信できました。

稜線に抜ける手前の、茂みのトンネルです。

トンネルを抜けると、新しいこの表示がありました。

山頂まであと5分と書いてあります。

確かにすぐ近くに見えるピークは山頂じゃないから、親切なのかも。

誰もいない山頂を、今回も貸切状態で使わせていただきました。

無線のアンテナを立ててスタンバイできたのですが、なんと筆記用具を忘れたことがわかりました。

そこで、スマホの手書きメモでログをとることになりました。

次回から、もしものときの緊急時の持ち物の中に筆記用具を加えておきます。

雲がありますが、何よりもほぼ無風であることがありがたいです。

昼食は、アルファー米とレトルトカレーです。

どちらも、自分の部屋に買い置きしていたもの。

アルファー米は熱湯を入れてから15分で食べられます。

残ったお湯にレトルトカレーを入れてあたためます。

結構、おいしくいただきました。

今回は全くお金をかけていません。

最上町側が侵食で細くなった痩せ瀬尾を慎重に進んで、稜線を後にしました。

今回は登る時に2人に会い、下りでは誰にも会いませんでした。

下りの林道では、テンのような生き物と出会いましたが、すぐに茂みに入っていきました。

毛並みがとてもきれいでした。

今度は、一の滝コースをじっくり歩きたいです。

登山記録 月山(羽黒口)

今年13回目

8月26日(土)
メンバー:かみさんと職場の同僚と私の3名
天気:くもり

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
07:53 八合目駐車場発
09:35 仏生池小屋
11:04 三角点
11:12 月山神社
12:13 昼食後月山神社下発
13:16 仏生池小屋
15:02 八合目駐車場

7月8日にも同じコースで月山に来ているのですが、かみさんのリクエストで山頂の月山神社まで行くことになりました。同僚も1名参加です。

天気予報では、天気はしだいに良くなっていくように思えたのですが、山の天気はそんなに甘くはなく、めったにない恐ろしい目にあってしまいました。

八合目の駐車場に着く間の細い山道での大型の観光バスとすれ違ったりするのがいやなので、新庄を6時に出発しました。そのお陰で、なかなかいい位置に駐車できました。

雨は降っていなかったものの、草でズボンが濡れそうだったので、カッパの下だけはいて出発です。

仏生池小屋の付近から、風がとても強くて体温が奪われるので、カッパの上も着ました。

ここ数回、ずっとカッパのお世話になっています。

行者返しです。

岩は濡れていないので、登りづらくはなかったです。

もう、三角点。

実は風が強くて、写真を撮る気持ちのゆとりがありませんでした。

すぐに、下りて神社に向かいました。

今日の目的地はここです。

ここで、お守りを買ってくるのが、かみさんの目的です。

それは無事達成して、お昼ご飯。

風が強くて、ガスコンロを使えるか不安でしたが、神社の社務所の裏は風が弱くて大丈夫でした。

今回は、おにぎり(家でかみさんが作った)+カップ麺+きゅうりづけ(ザックの中で即席漬け)というメニューでした。

山頂付近には、ハクサンフウロがたくさん咲いていました。

時々、肘折方面がぱっと見えるのですが、8合目に下りてくるまで晴れ渡ることはありませんでした。

それよりも、瞬間風速15m毎秒以上の強風で、歩くことができずに身をかがめる必要もありました。

こんな強風はめったにないと、他の登山者も行っていました。

もう20分ぐらいで駐車場かな?という所まで来て、はじめて山頂方面が見えました。

八合目駐車場から鶴岡方面の眺めです。

帰りは、いつもの北月山荘のお風呂に入って、ついでにソフトクリームも食べての帰宅になりました。

登山記録 八甲田山(大岳)

今年12回目

8月16日(水)
メンバー:長女と2人
天気:くもり

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

06:07 酸ヶ湯登山口発
07:06 地獄湯の沢
07:31 仙人岱(八甲田清水)
08:14 鏡池
08:27 大岳山頂(1584m)
08:49 大岳避難小屋
09:17 大岳避難小屋発
09:56 毛無岱
11:20 酸ヶ湯温泉登山口

予定では県外の南の方の山に長女(大学院生)と出かけるつもりでしたが、天気が雨の予報だったので、北に方向を変えてまずは青森を目指しました。

青森のビジネスホテルに1泊して、次の日に登る計画です。

1日目はとりあえず青森市内まで行くことにし、少し時間にゆとりがあったので三内丸山遺跡を訪れました。

私は2度目でしたが、娘は初めてだったので喜んでくれました。

まだこの時点でどこに登るかきめておらず、夕食の時に娘の希望で八甲田山に行くことにしました。

さて、6年ぶりの酸ヶ湯温泉からの登山でしたが、いろいろと整備されていて歩きやすく、またわかりやすくなっていました。

硫黄の匂いがしだいに強くなってくると、地獄湯の沢に着きます。

あいにくガスがかかっていましたが、迫力十分です。

仙人岱の八甲田清水という水場につきましたが、水が湧き出してはいなかったので飲まずに通過です。

大岳山頂につながる登りにさしかかりました。

前回来た時は秋だったので、こんなふうに花は咲いていませんでした。

鏡池です。

モリアオガエルやサンショウウオがいるそうです。

大岳山頂に着きましたが、風が強くて長居はできません。

今回風速計を持っていったので測ってみたら、瞬間風速12メートル毎秒でした。

カメラのレンズに水滴がついて、写真はきれいに撮れていません。

ちなみに6年前の記事の写真と見比べると、かなり傾いているのがわかります。

風が強くて、ここの避難小屋で休憩することにしました。

トイレもあり、とてもありがたい場所です。

お湯を沸かしてコーヒーを飲みました。

避難小屋を出たら、一瞬だけ岩木山が見えたのですが、シャッターを押すのがちょっと遅かったです。

一番八甲田らしい風景だと自分が感じている場所です。

娘は、風の谷のナウシカに出てくる回想シーンみたいと言ってました。

青森市内がよく見えてくるようになりました。

天候はかなり良くなってきましたが、大岳の山頂と岩木山はなかなか姿をみせてくれませんでした。

一人で来ていたら、昼寝をしたくなりそうな場所です。

酸ヶ湯温泉に着きました。

途中で函館北斗の局長さんと無線で交信したりして、ゆっくり帰ってきました。

下山後は酸ヶ湯温泉に入りましたが、今回は混浴の千人風呂ではなく男女別のお風呂に入りました。

売店で買った生姜味噌おでんがなかなか美味しかったです。

登山記録 葉山(岩野コース)

今年10回目

7月30日(日)
メンバー:単独行
天気:くもり

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
08:23 岩野登山口発
09:00 うば様
10:33 お田沼
10:49 お花畑(畑コースとの分岐)
11:50 葉山山頂
12:05 奥の院(昼食)
13:02 奥の院発
13:18 葉山山頂
14:15 お花畑(畑コースとの分岐)
14:28 お田沼
15:26 うば様
15:58 岩野登山口
 

このコースは40年前に高校山岳部時代に登ったはずなのですが、ほとんど記憶に残っていません。

以前にこのコースを計画したときは林道が工事中で入れなかったのですが、今回は通れました。

ただし、道の両側からの草が生い茂っていて見通しがきかないところも多かったので慎重に運転しました。

天気はくもりでしたが、風もほとんどなく、稜線に出てからは雲の中を行くのでかなり濡れました。

これが登山口の標識ですが、草に埋もれていて見つけられす、一度この前の道路を車で通過してから4キロほど行き過ぎたことがわかって戻ってきました。

こういう状態の登山口はそんなに珍しくはないのですが、時間のロスにちょっとがっかりでした。

駐車場脇に看板でもあると助かるのですが・・・。

ここは遠い記憶に残っていました。

ここを過ぎると明るく開けた山の斜面の右側を進みます。

うば様までの坂に八丁坂とかかれた看板がありましたが、そんなにきつい登りではありませんでした。

枯れ葉がクッションのようになっていて、下りはとても楽でした。

ブナの林はやっぱり癒やされます。

歩きやすいです。

100万ドルのどうたんという標識があります。

次回は是非これが咲いていて時期に来てみたいです。

お田沼ですが、残念ながら花はなかったです。

畑コースとの分岐です。

お花畑にもほとんど花がありませんでした。

小僧森のアップダウンが結構きついです。

大僧森の標識が新しくなっている。

ここまできても山頂方面は見えません。

山頂は写真だけ撮って奥の院に進みます。

奥の院では数名の登山客と会いました。

皆さん畑コースから登ってきていました。

本当はもう少しゆっくりしていたかったのですが、時折雨粒がパラパラ落ちてきたり、風があったりで自分としては早めの下山になりました。

折角アマチュア無線用のアンテナとアルミのポールを持っていったのに今回は使いませんでした。

そのためにCQは出さずにロッドアンテナRH789で数局と交信したのみでした。

雲の下に抜けたと思われる場所に着くと街の景色が見えるようになってきました。

駐車場には自分の車が1台停まっているだけでした。

今回は気温がそんなに高くなかったので歩きやすかったです。

また、今回新調したゴアテックスのカッパも活躍しました。

約12Kmの歩行距離だったので、少しは体力づくりになりました。