登山記録 磐梯山(八方台口)

今年11回目

10月9日(日)
メンバー:私と妻の2人
天気:晴れ

主なコースタイム(到着時刻)
08:30 八方台登山口
08:55 中の湯
10:12 弘法清水
10:58 磐梯山山頂
12:16 弘法清水(昼食)
13:38 中の湯
14:02 八方台登山口


クリックすると大きくなります。

珍しくカミさんが一緒に山に行ってもいいよと言うので二人で遠出しました。

子供たちも誘いましたが、長距離ドライブが嫌だとか言うので二人で来ました。

さて、5時に家を出て米沢を経由して白布温泉からスカイバレーを通って8時過ぎに八方台登山口の駐車場に着きました。すでに駐車場は満車で車が入れなかったのでそこから200mほど下った駐車場にやっと駐車できました。車のナンバーをみるとかなりバラエティーに富んでいました。



中の湯まではかつて車が入っていたとみられる広い道で、かなり歩きやすかったです。

また、中の湯に近づくと硫黄の匂いが強くなりました。

写真の奥に見えるのが磐梯山の山頂です。

徐々に高度を上げていくと桧原湖などの湖が見えてきて、とてもきれいでした。


頂上に着きました。

磐梯明神が祭られているそうです。

頂上は結構広くて私たちが着いた頃には200人くらいは頂上にいたかと思います。


頂上からは大きな猪苗代湖が見えました。

まだお昼を食べるには時間が早かったので、少し下に降りた弘法清水でお昼を食べることにしました。

ところが下山を始めると狭い山道はすごい登山渋滞になっていて、なかなか前に進まなくなっていました。


渋滞の中で山頂の方を振り返ったところです。


弘法清水です。

お湯を沸かして、みそ汁とコーヒー(インスタント)を飲みました。

コンビニで買ったおにぎりはつぶれて変形していました。


火山らしい姿の櫛ヶ峰。

中の湯までは、ところどころで登山渋滞になっていましたが、その後は順調に歩くことができ予定よりも早く下山しました。

下山後は温泉に行こうと、途中の立派なホテルに行ったら入浴料だけで1000円だというのでパスして、桧原湖の近くの民宿「ひばら」で500円で入浴させてもらいました。さっぱりして気持ちよかったです。

夕食には赤湯の龍上海でからみそラーメンを食べて帰りました。

子供たちはカレーを自分たちで作って食べていました。

夫婦で山に行くのもいいものです。


登山記録 杢蔵山(杢蔵山荘まで)

今年10回目

10月7日(金)
メンバー:新庄市立沼田小学校6年生、先生方、保護者ボランティアなど含め約100名
天気:曇り時々雨のち晴れ

主なコースタイム(到着時刻)
08:45 一の滝コース登山口
09:05 不動明王
09:35 二俣(戸前川渡渉)
10:40 杢蔵山荘
11:55 テレビ塔
13:02 一の滝コース登山口


クリックすると大きくなります。



今回は保護者のボランティアとして参加しました。

前日に渡された学校からのお知らせを読むと、ボランティアとして全体の先頭を歩いてほしいということだったのですが、先頭は疲れないのでラッキーだと思いました。

杢蔵山は今年だけで3回目なので慣れた道ですが、前日からの雨とこれからの空模様を考えると濡れることが予想されたので最初から上下とも雨具を着て出発しました。また、

山道はかなり狭い所もあるので心配していましたが、子供たちは大きなトラブルもなく元気に歩いていました。

流石に沢を越えるあたりでは時間がかかったので学級ごとに小休止をとってもらいながら進みました。

稜線に上がる前の登りでは疲れてしまったという声も聞かれましたが、子供たちは全員無事に山小屋まで登ってきました。

学級ごとに写真を撮った後にガスがかかってきて、さっきまでよく見えていた山頂も麓も見えなくなりました。

山小屋に入って様子をみようということでしたが、すぐには好転しそうもなかったので、すぐに食べられるものを食べて早めに下山を始めようということになりました。

私が何よりも驚いたのはあの山小屋に80人を越える児童が入れたことでした。

そんなことで山角山のテレビ塔にむかって早々に下山を始めましたが、林の中で雨と風が弱まるとほっとしたりしました。

テレビ塔を過ぎると車道になり、道が一気に広くなったので子供たちはスピードをあげて順調に歩きました。

もう少しで登山口というあたりまでくると雨もあがり青空も見えてきました。

さらに下り山屋キャンプ場下の広い駐車場には迎えのバスが待っていて、子供たちはバスをみつけるとほっとした様子でした。

今回の登山は悪天候のために山頂には行けませんでしたが、またいつか杢蔵山に登って自分の育ったところをゆったりとながめて欲しいものです。

登山記録 月山(姥沢口)

今年9回目

10月1日(土)
メンバー:職場の同僚など私を含め6名
天気:曇り時々雨または雪

主なコースタイム(到着時刻)
08:26 姥沢ペアリフト下駅
08:50 姥沢ペアリフト上駅
09:24 姥ケ岳
10:00 牛首
11:22 月山山頂(月山神社)
12:07 牛首
12:56 姥沢ペアリフト上駅
13:16 姥沢ペアリフト下駅

  
  
今年2度目の月山は前回の9月11日とは全く別の山に来ているかのような厳しい天気になりました。

そのため、写真を撮る余裕もなくメモをとることもできませんでした。

コースタイムはGPSに記録されたデータから読み取ったものです。

さて、この山行ですが、職場の方の「山に行ってみたいけど体力に自信がない」という方のリクエストで企画したものです。

高速に乗って月山ICに向かう時は虹がかかっていてこれから天気は良くなるかもという期待はあったのですが・・・

ペアリフトに乗る時にリフトの係の方が
「今日の天気は厳しいですから気を確かに持って下さいよ
というようなことを言っておられたのがとても印象的で、気を確かにはこの日の私たちパーティーの合言葉のようになりました。

リフトを降りて姥ヶ岳に向かう時に、一人のご婦人が山頂に向かうのを断念して戻ってきていたので、これは少し覚悟をしなければと思いました。

晴れていれば見事な紅葉が見られる場所ですが、視界は50m以下でした。

風も強く、時折パラパラとあられが混じっていたりしました。

途中で下山するなら牛首のあたりかなと思っていたのですが、先頭を行く今回のチャレンジャーはそのままどんどん登って行きました。

小休止するにも動いていないと寒く、水分補給もしないままに鍛冶小屋跡まで登り続けました。

鍛冶小屋跡で小休止し山頂に向かうと、雪の粒がほっぺたにあたって痛く感じました。

いよいよ山頂の小屋に着いたと思ったらなんと小屋が開いていません。

ええ?

山小屋でご飯にしようと思っていたので、これは誤算でした。

雪が降る山頂でご飯どころではないので、トイレを済ませてすぐに下山することにしました。

下山途中で小学校入学前ぐらいの小さい女の子2人を連れた親子連れがいて、上の小屋が開いていないことを伝えられると下山することにしたようです。

その2人の女の子は雪が顔にあたるのでかわいそうに泣いていました。

下山の途中でもう少し視界が開けることを期待したのですが、残念ながら紅葉の山肌をみせてはくれませんでした。

ペアリフトの上駅では風でリフトが止まってしまうことも考えられるので、すぐにリフトに乗ることにしました。

リフトの下駅でご飯を食べようかと思ったのですが、早く着替えたというリクエストがあったので売店で餅を食べるとすぐに志津温泉に向かうことにしました。

車に戻り、暖房を入れ、おにぎりをかじると冷たくなったおにぎりは、ぼろぼろであまりおいしいものではありませんでした。

志津温泉で温泉に入ると、体を洗うことよりもまずは芯まで冷え切った体を温めようと体を湯船につけました。しばらくはまるで凍えた体が解凍されていくような感覚でした。

温泉に入ってやっと生き返った感じで帰路に着きました。

厳しい天気でしたが思い出に残る山行になりました。

登山記録 八甲田山(大岳)

今年8回目

9月25日(日)
メンバー:単独行
天気:晴れ

主なコースタイム(到着時刻)
05:10 ビジターセンター側登山口
06:10 地獄の湯沢
06:40 八甲田清水(辰五朗清水)
06:48 仙人岳ヒュッテ)
07:40 大岳山頂
08:00 大岳鞍部避難小屋小屋
09:50 酸ヶ湯温泉脇登山口

今年はまだ遠くの山を登っていないなあと思ったので3連休を利用して青森まで行くことにしました。

3連休と言ってもいろいろと用事があったので、2日目の11時過ぎに家を出て酸ヶ湯温泉を目指しました。

道路は渋滞しているところもなく順調に走ることが出来ました。

酸ヶ湯温泉に曲がるところにコンビニがあったので、ここで買い物をしないとお店はないだろうという勘で朝食の納豆や夜のアルコールを調達しました。この判断は大正解でやっぱりこの先にお店はありませんでした。

今回の山行でこだわったのは経費をできるだけ安くするということで、外食はしないと決めていました。

ちなみに1日目の昼食はいつもの乾パンにジュース、夕食は袋麺のインスタントラーメンと魚肉ソーセージ、2日目の朝食は納豆餅、昼食はやはり乾パンにジュースでした。ネギは家の畑から抜いたものでインスタントラーメン、魚肉ソーセージ、餅はあらかじめホームセンター(スーパーではない)で安いものを買っておきました。

特に大ヒットだったのは納豆餅で、朝食にぴったりでした。餅を水から煮て沸騰させ、沸騰したら弱火にして餅が柔らかくなったら火を止めるだけ。あらかじめ器に納豆とネギとしょうゆを入れてかき混ぜておき先ほどの餅を入れて食べます。

また、インスタントラーメンはつけめんのようにして食べました。あらかじめ沸騰したお湯でスープを濃い目に溶いておき、そこにノンフライ麺をすこしかためにゆでておいてスープにつけながら食べました。この方法はフライ麺でもいけると思います。

乾パンにつけておいしいのはマヨネーズでした。やめておいたほうがよかったのはハチミツで、乾パンの穴からたれてきました。

さて、宿泊はどうしようか、車中泊、山小屋泊、テント泊の3つの選択肢から迷ったのですが、自炊するのに便利ということでがテント泊にしました。

利用したのは酸ヶ湯温泉キャンプ場でトイレも炊事場もとても綺麗で素晴らしい場所でした。対応してくれた職員の方もとても親切でうれしかったです。大変お世話になりました。

しかし、夜の寒さはかなりのもので2時間おきぐらいに目がさめてトイレに行きました。そのかわり空は澄みきって星がまばゆいくらいに輝いていました。

まだ暗いうち駐車場に車を移動し、夜明けを待っていました。歩くのに不自由しない程度まで明るくなってきた5時10分に登山口を出発しました。出発してすぐに笹の露に濡れる覚悟をしました。上半身はウインドブレーカーを着ていましたが下半身が塗れました。




硫黄の匂いがしてきたと思ったら地獄の湯沢という所に着きました。ここにきてはじめて人に会いました。このコースで間違いないのか少しだけ不安もあったので安心しました。



朝日がまぶしかったです。仙人岳ヒュッテへの分岐点につきました。ここを右に進むと仙人岳ヒュッテがありました。向こうの頂が大岳です。



仙人岳ヒュッテは二重窓で私のテントよりも暖かそうでした。小屋には誰もいなかったので、昨日泊まったら一人で心細かったかもしれません。


小屋の内部(入口側)です。入ってすぐのところにトイレがあります。



小屋の内部(入口と反対側)です。3段になっています。


八甲田清水(辰五朗清水)です。おいしい水でした。


大岳山頂に着きました。かなり大きな看板です。以前岩木山に登った時は霧のために何も見えなかったので、その岩木山もはっきりみえてうれしかったです。


これが岩木山です。


青森の市街と海が見えます。


大岳鞍部避難小屋小屋です。ここは中には入らず、小屋の前にベンチがあったのでインスタントコーヒーを飲みました。熱湯をポットに入れてきたはずなのに冷めてしまっていてがっかりでした。やはりコンロをリックに入れて持ってくるべきでした。


下毛無岱の木道です。雪が積もるとスキーができるらしく木の高い場所に指導標の看板がついていました。


ゴールの酸ヶ湯温泉側の登山口に着きました。

この温泉には1日目の夕方に千人風呂(混浴)に入りました。

千人風呂には私よりも先輩と思われる女性客も何人かいました。

とにかく一度入ってみる価値のある温泉だと思います。女性専用の時間帯もありますので、女性の方で混浴に抵抗のある方はその時間帯に行ってみるといいと思います。

今回は天候にも恵まれ、ほぼ標準のコースタイムで歩くことができました。

やっぱり朝早い時間での行動はゆとりがもてるのでいいですね。

帰りがけに国道103号線を走り、三内円山遺跡に寄って帰路につきました。

登山記録 杢蔵山

今年7回目

9月17日(土)
メンバー:単独行
天気:曇り後雨

主なコースタイム(到着時刻)
09:43 山屋キャンプ場
10:00 不動明王
10:40 二股
11:50 杢蔵小屋(昼食)
12:40 杢蔵山頂
13:05 杢蔵小屋
14:02 二股
14:40 不動明王
14:57 山屋キャンプ場

3連休の天気予報をみると、今日をのがすと山には行けないという判断から山に行ってきました。

山に行く前に畑の「草むしりをしよう」というカミさんの提案に逆らえず、出発時間が遅くなってしまいました。

水分補給用の飲み物はカワチで箱買いしてあったし、乾パンと袋入りの給食に出てくるようなジャムを楽天で購入しておいたので買い物をしないですぐに山に向かいました。

朝の天気予報では午後6時くらいから雨だったので、雨が降る前に帰ってくる予定でした。



山小屋に着く頃に雨が降り出しました。

このまま降りようかと迷ったのですが、まずはご飯を食べてからと、乾パンにジャムをつけて昼食にしました。

乾パンと言っても結構おいしく、且つお腹もそれなりに満足します。

山小屋の中には誰もいなかったのですが、いつもながらとても綺麗に使われています。

昼食を食べて少し元気が出てきたのか、この程度の雨なら山頂まで行けると考えて出発しました。

山小屋を出て山頂に向かう途中から少し雨が大粒になってきましたが、登山道は林の中をぬけていくので登るにはそんなに苦労しないで済みました。

それどころか、少し急いで歩かないと雨が強くなるという思いからペースを上げました。

山頂につくと風はないものの、雨がだいぶ強くなってきたので写真だけ撮ってすぐに降り始めました。

山頂の看板の蔵の字の下のところにあるのは雨のしずくです。

看板の後に見えるのは八森です。



やっぱり雨に濡れた下り坂は滑りました。

何度か尻もちをついたり転がったりして、着ているものがどろどろになりました。


カメラは10m防水なのでいいのですが、レンズを拭かなかったのでこんな感じに写りました。

もうこのあたりにくるとズボンを伝った雨が靴の中まで入ってきてぐちゃぐちゃでした。

雨の中を濡れて歩くのも悪くないです。

人間雨にあたると謙虚になれるような気がします。

帰りにはいつもの山屋温泉に寄って帰りました。



ちなみに今回山に持っていった乾パンとジャムはこれです。