登山記録 月山(姥沢口)

今年9回目

10月1日(土)
メンバー:職場の同僚など私を含め6名
天気:曇り時々雨または雪

主なコースタイム(到着時刻)
08:26 姥沢ペアリフト下駅
08:50 姥沢ペアリフト上駅
09:24 姥ケ岳
10:00 牛首
11:22 月山山頂(月山神社)
12:07 牛首
12:56 姥沢ペアリフト上駅
13:16 姥沢ペアリフト下駅

  
  
今年2度目の月山は前回の9月11日とは全く別の山に来ているかのような厳しい天気になりました。

そのため、写真を撮る余裕もなくメモをとることもできませんでした。

コースタイムはGPSに記録されたデータから読み取ったものです。

さて、この山行ですが、職場の方の「山に行ってみたいけど体力に自信がない」という方のリクエストで企画したものです。

高速に乗って月山ICに向かう時は虹がかかっていてこれから天気は良くなるかもという期待はあったのですが・・・

ペアリフトに乗る時にリフトの係の方が
「今日の天気は厳しいですから気を確かに持って下さいよ
というようなことを言っておられたのがとても印象的で、気を確かにはこの日の私たちパーティーの合言葉のようになりました。

リフトを降りて姥ヶ岳に向かう時に、一人のご婦人が山頂に向かうのを断念して戻ってきていたので、これは少し覚悟をしなければと思いました。

晴れていれば見事な紅葉が見られる場所ですが、視界は50m以下でした。

風も強く、時折パラパラとあられが混じっていたりしました。

途中で下山するなら牛首のあたりかなと思っていたのですが、先頭を行く今回のチャレンジャーはそのままどんどん登って行きました。

小休止するにも動いていないと寒く、水分補給もしないままに鍛冶小屋跡まで登り続けました。

鍛冶小屋跡で小休止し山頂に向かうと、雪の粒がほっぺたにあたって痛く感じました。

いよいよ山頂の小屋に着いたと思ったらなんと小屋が開いていません。

ええ?

山小屋でご飯にしようと思っていたので、これは誤算でした。

雪が降る山頂でご飯どころではないので、トイレを済ませてすぐに下山することにしました。

下山途中で小学校入学前ぐらいの小さい女の子2人を連れた親子連れがいて、上の小屋が開いていないことを伝えられると下山することにしたようです。

その2人の女の子は雪が顔にあたるのでかわいそうに泣いていました。

下山の途中でもう少し視界が開けることを期待したのですが、残念ながら紅葉の山肌をみせてはくれませんでした。

ペアリフトの上駅では風でリフトが止まってしまうことも考えられるので、すぐにリフトに乗ることにしました。

リフトの下駅でご飯を食べようかと思ったのですが、早く着替えたというリクエストがあったので売店で餅を食べるとすぐに志津温泉に向かうことにしました。

車に戻り、暖房を入れ、おにぎりをかじると冷たくなったおにぎりは、ぼろぼろであまりおいしいものではありませんでした。

志津温泉で温泉に入ると、体を洗うことよりもまずは芯まで冷え切った体を温めようと体を湯船につけました。しばらくはまるで凍えた体が解凍されていくような感覚でした。

温泉に入ってやっと生き返った感じで帰路に着きました。

厳しい天気でしたが思い出に残る山行になりました。