登山記録 杢蔵山

今年1回目

5月3日(日)
メンバー:私と長女の2人
天気:晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

10:10 登山口(一の滝コース)
10:00 二俣
12:25 杢蔵山荘 
13:26 杢蔵山山頂(1027m)
14:35 杢蔵山荘
15:35 二俣
16:31 登山口

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去年までこの時期(ゴールデンウィーク)は山に行くよりも子どもたちの部活の送迎などで山に行けなかったけど、今年から一番下の子どもが高校生になったことでちょっと時間にゆとりができました。

なおかつ今回は大学生の長女の「杢蔵山に登りたい」というリクエストにお答えして山行きを決めました。

ちなみに長女は小学校からずっと新庄に住んでいますが杢蔵山には登ったことがなかったようです。

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登山道に入るとすぐに杉林の中を歩きますが、長女は天然のスミレがたくさん咲いているのは見たことがないらしく感動した様子でした。

いろんな山菜がありましたが、ゼンマイの見分け方はなかなか難しいようでした。

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葉わさびがたくさんある場所があったので帰りに採って帰りました。

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二俣を右に渡ると雪があって、沢の水量もかなり多かったです。

いつものことながらここで空っぽの水筒を雪解け水で満タンにしました。

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山桜が丁度見頃といった感じで綺麗でした。

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この看板から先の沢は雪に覆われていました。

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こんなふうに固くしまった雪の上を歩きましたがアイゼンを使うほどには滑らなかったです。

ただ、稜線に出る少し手前でブッシュに突き当り少し時間をロスしました。

でも、無事に道をみつけることができました。

GPSを持っていたのに勘に頼ってしまいました。

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この標識まで来ると本当にほっとします。

山小屋の屋根が見えます。

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新庄盆地はちょっとモヤがかかった感じでした。

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山小屋の前でちょっと休んですぐに山頂を目指しますが、雪と新緑が眩しいです。

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カタクリの花もけっこうたくさん咲いていて、この時期に登って良かったと痛感しました。

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山頂にあるはずの山頂の看板がなく、柱だけありました。

向かいの八森山も雪がだいぶ消えていました。

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杢蔵山から北に伸びる神室連峰の山々。

今年は何処に登ろうかな?

帰りがけに、コゴミやコシアブラ、葉わさびなどを採ってのんびり下りました。

まだ山小屋より上の部分に雪が多く残るこの時期は、GPSを頼りに時間のロスがないようにすべきだということを学びました。

それにしてもこんなにたくさんの花が咲く山だとは思いませんでした。

登山記録 鳥海山 二の滝コース 千畳ケ原まで

今年13回目

10月19日(日)
メンバー:単独行
天気:くもりのち晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

08:09 ニの滝駐車場(発)
09:18 伝喜太小屋跡
10:57 不動滝そばの沢渡渉
11:51 千畳ケ原T字分岐(昼食)
12:55 不動滝そばの沢渡渉
14:16 伝喜太小屋跡
15:09 ニの滝駐車場

最近は、山頂に着く事を目的としない山歩きもいいなあと、やっと思えるようになってきました。

そんな訳で、今回目指したのは滝を眺めながら登る二の滝コース経由の鳥海湖だったのですが、結局はその少し手前の千畳ヶ原まで行って昼食を食べて満足して戻って来ました。

この時期の活動限界時刻を考えるとこれで良かったと思います。

下山途中で道を見失い、結構焦りましたが、もし無理して時間にゆとりがなかったらと考えるとぞっとします。

なお、この日このコースを通ったのは私以外に一人だけでしたので、このコースを初心者が単独行で登ることはかなり危険だと思います。

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改めて地図の上の赤い線(GPSのトラフィックデータ)を眺めると、結構な距離を歩いています。

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熊さんに合わないように熊鈴を着けて登ったのですが、帰りにふと気づいたらどこかにひっかけてなくしてきたようです。新しい熊鈴を見つけなきゃ。

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こんな感じの道が続き、良く目を凝らして目印の赤やピンクのテープやペンキのマークを見つけながら進みます。

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二の滝、三の滝と滝を左手に見ながら登ります。でも、あまり滝に近づくと危険です。

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林の中に大きな岩がたくさんあって、独特の雰囲気です。

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天然なめこ発見。我が家の味噌汁の具になりました。

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不動滝が見えてきた。

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水量が多いと渡れないと注意書きがあった沢ですが、今回は大丈夫でした。

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外輪山は雪化粧していました。

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千畳ヶ原のT字分岐から長坂道方面を眺める。

いつかあの道を歩いてみたいと思います。

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月山森方面に続く道。このコースも歩いてみたい。

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日本海を眼下に気持ち良く木道を下ります。

しかし、この後いくつかの沢を越えて行くときに道に迷いました。

目印のテープが見つからなくなったのです。

かなり焦りましたが、今来た方向に引き返してもう一度目をこらしてみて無事に次の目印を見つけた時は本当にほっとしました。

沢の中を歩いていると、紅葉した木々の葉の中から赤いテープをみつけるのは難しいと思いました。

とにかく無事に駐車場にたどり着いて良かったです。

あわや今日は山に泊まることになるのかなと思った山行でした。

登山記録 栗駒山 (須川温泉コース)今年度2回目

今年12回目

10月5日(日)
メンバー:私、妻、長男、三女の4人
天気:曇り時々晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

07:09 須川温泉発
07:47 三途の川
08:19 産沼
09:12 栗駒山山頂(1627m)
10:35 昭和湖
11:25 賽の硯
12:30 須川温泉

コースは今年の8月3日の時と全く同じなので地図は省略します。

8月は私が一人で来たので、今回は紅葉狩りということで部活が終わって体力的にだらけている中3の双子とカミさんも一緒にやって来ました。

今回は昼食用の袋麺のインスタントラーメンは用意して持っていったものの、途中でコンビニに寄るのを忘れて惨め?な食事となりました。

残りの距離数をみてどこかにコンビニはあるだろうと甘いことを考えていたら、須川温泉につくまでの40kmはコンビニのない道でした。

それでも私のザックには非常食用の乾パンが5枚あったので、これを4人で分けて食べたのが朝食になりました。

「他にもお菓子があるでしょ!」と子どもたちをなだめながらの出発です。

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須川温泉よりも高度が低いところはまだ紅葉が進んでいなかったのでどうなのかな?と思っていましたが、こんなふうに栗駒山に向かってみると丁度見頃という感じでした。

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特に沢の近くが綺麗に色づいている感じでした。

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産沼の雰囲気も夏とはだいぶ違っていました。

風も少し寒く感じました。

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山頂に着くと雲海が見えてとても神秘的でした。

まだ9時を少し過ぎただけなのに、かなりの人数の登山客が山頂にいました。

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雲の切れ目から、時々思わせぶりに姿を見せる鳥海山もなかなかいい感じです。

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さっきまでいた山頂方面を振り返って見ました。

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昭和湖に着くまでは登山客が多すぎて、狭い登山道が渋滞になっていました。

こんなに人の多い山は、自分の山歩きのスタイルには合わないかな?

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もう少しで須川温泉の駐車場というところで昼食にしました。

袋麺2種類のインスタントラーメンです。

その他に非常食として持っていた、お湯を入れると15分でできる保存食用のチャーハンも食べました。

私が単独行で山に行く時は買い物をしないで山に入ることは珍しくないのですが、4人分の朝ごはんと昼ごはん用のおにぎりを用意しないで行ったのは今回が初めてです。

そのお陰か、温泉に入った後のソフトクリームは格別に美味しかったという子どもたちの感想です。

登山記録 葉山 山の内コース

今年11回目

9月27日(土)
メンバー:単独行
天気:晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
06:53 山の内コース登山口(駐車場)発
07:28 滝見台
09:01 烏帽子岩
09:22 お花畑
10:08 奥の院と葉山山頂の分岐
10:22 葉山山頂
10:46 奥の院
11:32 お花畑
12:56 滝見台
13:37 山の内コース登山口(駐車場)

通勤の時に毎日真正面に見ながら、そして職場の廊下の窓からも見える葉山なのに登らずにいました。

実は葉山には約40年前に高校山岳部時代に登ったことがある山なのですが、その時の天気が良くなかったのかあまりいい印象がなかったのです。

今回、秋晴れの予報だったので行ってみることにしました。

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今回のコースは稜線に出れば上り下りが少なく、それまで割とが急な坂が多かったです。

改めてグラフにしてみるとよくわかります。

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駐車場のすぐ横が登山口になっていました。

でも、ここまでの道が舗装されていない厳しい路面も結構ありなので、4WDであることが望ましいです。

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歩き出して間もなく沢を渡りますが、「乙女の渓流」という標識がありました。

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滝見台という場所から確かに滝は見えましたが、滝の水量はだいぶ少ないようでした。

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これがその滝です。

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下の方に小さい沢がありましたが、水は十分に持っていたので沢までは下りませんでした。

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烏帽子岩を過ぎると急に視界が開けました。

とんがって見えているのは鳥海山です。

寒河江方面もよく見えましたが具体的な場所はわかりませんでした。

こういう時は双眼鏡が欲しいなと思いました。

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お花畑の標識がありましたが、この時期はリンドウが咲いているくらいでした。

ここだけ木道になっていてちょっと別世界でした。

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ここで奥の院には向かわず、まずは山頂に行くことにしました。

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今まで歩いてきた道は刈り払いがされていて歩きやすかったのですが、ここから山頂に向かう道は紅葉していてなおかつワイルドでした。

まあ、そうは言ってもここから10分程度で山頂に着きましたが。

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山頂は結構広いのですが、見晴らしはあまり良くありませんでした。

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山頂からの帰りに奥の院に寄りました。

神社の横にはこの場所の住所が書いてあって、寒河江市になっていました。

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奥の院からみた月山です。

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下る時に何度か烏帽子岩を振り返ってみました。

歩く距離は長いものの、このコースはかなり気に入りました。

さて、帰ってきてから高校時代の手帳を見てみたら、5月下旬に地区大会で登った記録があり、大円院跡から登りテント泊をしながら登っていました。

だから今回のコースは登ったことがなかったのだとわかりました。

今度は寒河江方面から花の綺麗な時期に登ってみたいです。

登山記録 神室山 有屋口

今年10回目

9月21日(日)
メンバー:私とカミさんの2人
天気:晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)
07:02 有屋口駐車場発
08:29 二股
10:20 春日神
10:57 国立公園レリーフ
11:19 神室山山頂 ⇒ 山小屋
12:06 神室山山頂発
12:50 春日神
14:20 二股
15:34 有屋口駐車場

新庄・最上出身の人でも神室山の名前は知っていてもなかなか登ることの少ないと思われる神室山ですが、今回はカミさんと一緒に神室ダムから登りました。

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このコースは新庄からは車で近いし、他のコースよりも急ではないので登りやすいかなと思います。秋田からのパノラマコースと一部分重なりますが、パノラマコースの場合はアップダウンが厳しいので結構体力を必要とします。

実は前回このコースを登った時はまだ体力がなく登りの途中でへたばったり、下りで足がつったりと情けない思いをしたので今回はリベンジだと思って登りました。

今回は8月から早朝のジョギングをやっていることもあり、少しは体力的にましになっていました。

ただ、前日は調子に乗って11kmを走って少し疲れが残っていました。

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天気がいいからなのか、一番奥の駐車場は車でいっぱいでした。

物好きな人もいるものだとカミさんが言ってました。

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しばらく元車道だっと思われる道を歩くと登山口の標識があります。

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苔が生えた沢はとても綺麗です。

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ロープが目印になっている二俣です。

沢を渡った先の標識はクマがいたずらしたような跡がありました。

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春日神と刻まれた大きな岩。

よく見ると鳥居も彫ってあります。

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山頂と小屋が見えると、もう少しだなということで元気になってきます。

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このレリーフには4つの県の名前が入っています。

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山頂は目の前です。

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登ってきた神室ダムが見えます。

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カミさんを小屋まで案内します。

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左が神室連峰最高峰の小又山で、右奥の凸凹したところが私の好きな火打岳。

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小屋の中は結構ひろくて綺麗です。

ここは2階の部分。

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こんな立派な山頂の標識ができたんですね。

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前神室に続く稜線。

今回は秋田からの登山客も結構いました。

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神室ダムに向かうこの道はなかなか癒やされる道です。

今回は途中でへたばることなく、ほぼ予定した時間で歩くことができました。

やっぱり日頃のジョギングが効いているような気がします。