登山記録 葉山 畑コース

今年6回目

6月20日(土)
メンバー:私と長女
天気:くもり後雨

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

08:11 畑コース登山口(発)
09:17 聖仏平
09:45 お花畑
10:59 葉山山頂
11:14 奥の院(昼食)
13:19 お花畑
13:38 聖仏平
14:14 畑コース登山口

いつも職場から眺めている葉山を、寒河江側から登ったことがなかったので、やっと今回登ってみました。

今回は最近山歩きの楽しさに目覚めたらしい大学生の長女と一緒の山歩きです。

天気予報は午後から雨の予報だったのですが、早めに降りてくれば大丈夫だろうということで予定通りに出かけました。

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地図からもわりとなだらかな山道であることが予測出来ましたが、実際に歩いてみるとかなり歩きやすかったです。

登山道の上に、落ち葉がたくさんあって、その上を歩くとフカフカで気持ち良かったです。

ただ、主稜線から降りる頃になって雨になり、滑りやすくなったところでは慎重に歩く必要がありました。

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寒河江市の葉山市民荘の近くの林間駐車場という所に駐車して出発です。

さて何処から登ればいいのかとウロウロしていたら、市民荘の方が親切に道を教えてくれました。

ついでに「昨日もクマが出たようなので気をつけて」とのアドバイスをもらいました。

熊鈴はあるし、いざとなったら食料をおいて逃げようかなんて思ったりして。

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登山口の表示の小さな看板のところを進むと、トトロに出てくるトンネルのような感じ。

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しばらく歩くと、ブナの林になります。

ここはとても気持よく歩けます。

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立派な指導標が立っていて、心強いです。

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主稜線に出るとそこはお花畑でした。

残念ながら今回はそんなにたくさんの花は咲いていませんでした。

花がたくさんある時期にまた来てみたいです。

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今回よく目にした花はこれです。

ウラジロヨウラク。

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これもたくさん咲いていました。

イワハゼ。

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山頂に到着。

でも、見通しが良くないのですぐに奥の院まで行きました。

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私達と同じく、奥の院で昼食をとるパーティ―がいくつかあって、だいぶ賑やかでした。

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ちょっとだけ、主稜線が見渡せた時がありましたが、降りる頃になったら雨になり霧に包まれてしまいました。

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雨が強く、ズブねれになりながらかなり早いペースで降りてきました。

市民荘まできたら雨はやんできました。

さらに下界に降りたら道路も畑も乾いていてびっくりしました。

帰りがけに、河北町のひなの湯で疲れを癒して帰りました。

登山記録 鳥海山 湯の台滝の小屋から鳥海湖まで

今年5回目

6月14日(日)
メンバー:私と妻
天気:晴れ時々くもり

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

07:15 湯の台滝の小屋入り口駐車場手前(発)
07:35 湯の台滝の小屋コース入り口
07:54 滝の小屋
09:17 河原宿
10:55 千畳ケ原T字分岐
11:32 鳥海湖
12:38 千畳ケ原T字分岐
14:28 河原宿
15:27 滝の小屋
15:46 湯の台滝の小屋コース入り口
16:05 湯の台滝の小屋入り口駐車場手前

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今回も最初から鳥海山山頂には向かわずに、今までに歩いたことのないコースを歩くことにしました。

うちのカミさんは今年度初参加です。

この時期の鳥海山を歩いたことがなかったので、どの程度の雪が夏道の上に残っているのかわからなかったのですがGPSのお陰でなんとか夏道から大きく外れることなく歩くことができました。

雪のお陰でショートカットできたところもありますが、アイゼンを持っていかなかったので雪渓の登りは結構苦労しました。

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結果的に歩いた距離は13kmを超えていたようです。

鳥海湖に着いてから、外輪山の方に向かいあざみ坂を下ることも考えたのですが、雪の状態がよくわからないので来た道を戻ることにしました。

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雪が道路を塞いでいて駐車場まで近づくことができなかたので、ここから車道を20分ほど歩きました。

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山頂方面の大雪渓をトラバースするパーティが見えたりしましたが、今回はそちらとは反対方向に向かいます。

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滝の小屋はまだ閉まっていました。

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河原宿の前の雪解け水は、冷たくてとても美味しかったです。

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まだ新しい木道が続きます。

途中で雪の中に隠れたりしながらも、心強いガイド役になってくれました。

ここからの道は夏も歩いたことのないコースです。

完全に夏道が雪の下にある場所ではGPSが頼りになりました。

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この指導標の先がかなりの難所でした。

大きな岩が連続し、更には雪が残った部分もあって、十分に気をつけながらゆっくりと降りていきました。

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写真ではなかなかその難しさが伝わらないですね。

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大きな岩の連続した場所を過ぎて再び木道に出たところから振り返ってみました。

帰りは雪渓の上の方を歩いて行き、右方向から左方向にトラバースしたときに滑り落ちてしまいました。

岩に激突する前にその手前で止まることができたのですが、とても疲れました。

危ない、危ない。

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昨年の秋は、ここまで二の滝コースから登りました。

その時の登山記録はこちら

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カミさんがストックをついて登ってきます。

この登りの先が本日の目的地です。

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鳥海湖です。

こちら側から眺めたのは初めてです。

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御浜小屋が見えます。

登山者が何人も見えましたがが、私達のコースに向かって歩く人は誰もいませんでした。

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外輪山、そして山頂に続く道です。

今回はこちらの道を選ばずに来た道を戻ることにしました。

それは、大雪渓とあざみ坂の様子がよくわからないこと、気象状況が変わりそうなど不安要素があったからです。

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木道の脇のチングルマに癒やされながら来た道を戻りました。

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滝の小屋の屋根が見えてきました。

カミさんはここはいけると思ったところは、いたるところでケッツゾリで降りてきました。

私はおしりが濡れるのは嫌なのでそれは止めました。

車道に出ると、雪が消えたばかりのところでフキノウトウを採って夕ごはんのおかずにするカミさんでした。

登山記録 杢蔵山 (今年度2回目)

今年4回目

6月6日(土)

メンバー:神室山系登山会に参加の方々約70名
天気:曇り時々雨

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

07:08 登山口
08:01 二俣
09:03 杢蔵山荘
09:47 杢蔵山頂
10:31 杢蔵山荘
10:50 三角山テレビ塔
12:08 登山口

今回の登山の目的地は神室山でしたが、事務局(新庄市商工観光課)の判断で行き先が杢蔵山になりました。

自分が一人で行くとしたら、この程度の雨なら大丈夫だろうと神室山に向けっていたか、次の日の日曜日に変更していたと思います。

でも、この登山の目的が参加者同士の交流にあるということなので神室山は別の機会に行くことにしました。

この登山の募集要項の中には、「登山経験のある中上級者対象 体力に自信のない方はご遠慮ください」ということが書いてあったためか、参加者の平均年齢は結構高かったと思います。

私は、普段は単独行か家族または少数の知人との山歩きがほとんどなので、今回のような約70人(6班編成)というパーティは高校山岳部以来の経験だと思います。

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この地図のGPSの軌跡の通り、登りは一の滝コースを、下りは三角山の電波塔のところから車道を歩きました。

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断面図を見ると車道歩きが長いことがよくわかります。

私はマイクロバスの2号車に乗せていただきました。

登山口まで自分で運転しないのは楽です。

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杢蔵山荘の前から見た新庄盆地です。

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山頂に続く稜線に出たら、八森の方向はこのような雲海でした。

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ウラジロヨウラクだと思われます。

久しぶりに大人数のパーティに参加してみて、自分のペースで休憩したりするわけではないので、無理をしなかった分楽だったような気がします。

また、たくさんおしゃべりしながら歩くことができて楽しかったです。

そして驚いたのは下山後の懇談会です。

なんと特製のミズ汁と、太い見事な竹の子がごちそうとして並んでいておいしくいただきました。

これは本当にありがたかったです。

実行委員会の皆様、事務局の皆様大変お世話になりました。

登山記録 小又山(西ノ又口)

今年3回目

5月30日(土)

メンバー:単独行
天気:晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

06:45 登山口(堰堤の上を対岸に渡った場所)
07:53 山神様
08:47 1111ピーク
09:24 越途
10:53 小又山山頂(1367m)
12:47 越途
13:18 1111ピーク
05:00 登山口

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5月中に3回も山に行けたことは最近なかったと思います。

前回小又山に登った時は、霧がかかっていて周囲の景色はあまり見れなったのですが今回はバッチリでした。

ところが気温が高く、水分補給は十分にしたと思いますが、かなりバテました。

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西ノ又の堰堤まで車を近づけると方向転換が難しかったので、堰堤より少し手前のところに駐車しました。

この林道は倒木こそありませんでしたが、路面はかなり凸凹があったりするのでスピードを上げずに慎重に運転しました。

特に沢がある場所では気をつけたほうがいいです。

堰堤から向こう岸に渡るのですが水量が多く、靴の中に水が入ってしまいました。

靴を濡らさないためには、ここで一旦靴を脱ぐか何か工夫が必要なようです。

それから向こう岸に渡る前に登山届けを書く用紙の入ったポストがあるので記入しました。

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この大きな登山口の看板は向こう岸からもよく見えるのですが、そこから先は倒木がかなり多くありました。

杉林の中の倒木が特に多く、良く目を凝らさないと本来の登山道を外れそうになります。

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一合目からこのような指導標がありました。

途中抜けていたりしますが参考になります。

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登りの場合は道の左になります。

大きな石があって「山神様」と彫ってあります。

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山頂が見えてきました。

先週登った火打岳も目の前に見えていました。

周囲の木が邪魔になって、なかなかいい写真は撮れなかったです。

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標高1111メートルのピークです。

地図に1111と書いてあります。

ここからは尾根筋のアップダウンの道ですが、道はよく整備してあって歩きやすいです。

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前回登った時の根の先口と今回の西ノ又口のコースが合流する場所です。

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イワイチョウかな?泥炭があるから・・・

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山頂直下ですが、暑くてかなりばててきました。

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イワカガミが群生していました。

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残雪を迂回して山頂到着です。

小さい虫がたくさんまとわりついてきて、写真にも虫が映りこみます。

風も殆ど無いのでここで昼食にしました。

今回も誰もいない山頂でのんびりしました。

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来週登る予定の神室山。

こことの標高差は1.5メートル。

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火打岳の後ろに鳥海山が見えます。

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下山途中の沢で雪解け水を飲みました。

これは冷たくて本当にうまい。

こんな暑さでバテては夏山が思いやられます。

まだまだ体力をつけないといけないと反省した山行でした。

それにしても、いい山なのに登山者がいないのが残念かな?

今回すれ違った登山者は単独行のお一人でした。

登山記録 火打岳(土内コース)

今年2回目

5月23日(土)

メンバー:単独行
天気:晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

07:12 登山口吊り橋(土内コース)
07:22 一の坂
08:22 2.5合目
08:33 二の坂
09:15 5合目
09:20 三の坂
10:10 西火打岳 
10:50 火打岳山頂(1238m)
12:00 西火打岳 
13:00 5合目
13:25 二の坂
13:36 2.5合目
14:23 一の坂
14:32 登山口吊り橋

土内から山に登るのは高校山岳部以来なので約40年ぶりだと気が付きました。

その当時、今回私が登ったコースはまだできたばかりだったというのはわかっているのですが、歩いたことがあるかどうかはわからないです。

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今回も雪が残ったところから山道をみつけることができずに2回迷いました。

その結果が山頂付近のGPSの軌跡に残っています。

さすがに藪漕ぎはきつかったです。

天気が良くなかったり、時間にゆとりがなかったらきっと焦っていたと思います。

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この吊り橋は、本来は人が通るためのものではなく、橋の下にある農業用水を通すためのものなのだそうです。

吊り橋の木が所々抜けたりしていてかなりスリルがありました。

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先に人が入っていると思ったら、山菜採りの方とすれ違いました。

小さな沢を渡ると急な登り坂が始まります。

このあたりの神室山系の山の登り始めはこのパターンが多いので覚悟して登ります。

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三の坂を過ぎると所々にカタクリの群生があって見事でした。

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上の花はショウジョウバカマだと思われます。

これもかなり咲いていました。

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今までは残雪をほとんど踏まないで来たのですが、ここからはかなり固くしまった雪の上を歩きました。

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今から思えば、ここまで来た時に単眼鏡でルートを確認しておけば道に迷わずに済んだかもしれないという山頂が見えるポイントです。

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写真中央のやや右が神室山です。

よく目をこらすと山小屋が見えます。

誰もいない山頂で、ラーメン(袋麺)を作りました。

食後にコーヒーをと思ってお湯を沸かしていたはずなのに音が静かになり、ガスが空っぽになったのを知りました。

ちょっと残念でした。

そろそろ下り始めようと思った頃に熊鈴が聞こえてきて、単独行の男性とお会いしました。

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八森山、杢蔵山に続く尾根です。

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小又山、神室山に続く尾根です。

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イワカガミも見つけられました。

今回も素晴らしい晴天の中を気持よく登ることができました。

でも、残雪を甘く見てはいけないということをしっかり教わりました。

雪が消えれば特に危険なところもなく、いいコースだと思います。

ただ、坂は結構きついので鍛えられます。