登山記録 小又山(西ノ又口)

今年3回目

5月30日(土)

メンバー:単独行
天気:晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

06:45 登山口(堰堤の上を対岸に渡った場所)
07:53 山神様
08:47 1111ピーク
09:24 越途
10:53 小又山山頂(1367m)
12:47 越途
13:18 1111ピーク
05:00 登山口

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5月中に3回も山に行けたことは最近なかったと思います。

前回小又山に登った時は、霧がかかっていて周囲の景色はあまり見れなったのですが今回はバッチリでした。

ところが気温が高く、水分補給は十分にしたと思いますが、かなりバテました。

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西ノ又の堰堤まで車を近づけると方向転換が難しかったので、堰堤より少し手前のところに駐車しました。

この林道は倒木こそありませんでしたが、路面はかなり凸凹があったりするのでスピードを上げずに慎重に運転しました。

特に沢がある場所では気をつけたほうがいいです。

堰堤から向こう岸に渡るのですが水量が多く、靴の中に水が入ってしまいました。

靴を濡らさないためには、ここで一旦靴を脱ぐか何か工夫が必要なようです。

それから向こう岸に渡る前に登山届けを書く用紙の入ったポストがあるので記入しました。

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この大きな登山口の看板は向こう岸からもよく見えるのですが、そこから先は倒木がかなり多くありました。

杉林の中の倒木が特に多く、良く目を凝らさないと本来の登山道を外れそうになります。

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一合目からこのような指導標がありました。

途中抜けていたりしますが参考になります。

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登りの場合は道の左になります。

大きな石があって「山神様」と彫ってあります。

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山頂が見えてきました。

先週登った火打岳も目の前に見えていました。

周囲の木が邪魔になって、なかなかいい写真は撮れなかったです。

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標高1111メートルのピークです。

地図に1111と書いてあります。

ここからは尾根筋のアップダウンの道ですが、道はよく整備してあって歩きやすいです。

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前回登った時の根の先口と今回の西ノ又口のコースが合流する場所です。

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イワイチョウかな?泥炭があるから・・・

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山頂直下ですが、暑くてかなりばててきました。

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イワカガミが群生していました。

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残雪を迂回して山頂到着です。

小さい虫がたくさんまとわりついてきて、写真にも虫が映りこみます。

風も殆ど無いのでここで昼食にしました。

今回も誰もいない山頂でのんびりしました。

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来週登る予定の神室山。

こことの標高差は1.5メートル。

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火打岳の後ろに鳥海山が見えます。

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下山途中の沢で雪解け水を飲みました。

これは冷たくて本当にうまい。

こんな暑さでバテては夏山が思いやられます。

まだまだ体力をつけないといけないと反省した山行でした。

それにしても、いい山なのに登山者がいないのが残念かな?

今回すれ違った登山者は単独行のお一人でした。

登山記録 火打岳(土内コース)

今年2回目

5月23日(土)

メンバー:単独行
天気:晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

07:12 登山口吊り橋(土内コース)
07:22 一の坂
08:22 2.5合目
08:33 二の坂
09:15 5合目
09:20 三の坂
10:10 西火打岳 
10:50 火打岳山頂(1238m)
12:00 西火打岳 
13:00 5合目
13:25 二の坂
13:36 2.5合目
14:23 一の坂
14:32 登山口吊り橋

土内から山に登るのは高校山岳部以来なので約40年ぶりだと気が付きました。

その当時、今回私が登ったコースはまだできたばかりだったというのはわかっているのですが、歩いたことがあるかどうかはわからないです。

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今回も雪が残ったところから山道をみつけることができずに2回迷いました。

その結果が山頂付近のGPSの軌跡に残っています。

さすがに藪漕ぎはきつかったです。

天気が良くなかったり、時間にゆとりがなかったらきっと焦っていたと思います。

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この吊り橋は、本来は人が通るためのものではなく、橋の下にある農業用水を通すためのものなのだそうです。

吊り橋の木が所々抜けたりしていてかなりスリルがありました。

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先に人が入っていると思ったら、山菜採りの方とすれ違いました。

小さな沢を渡ると急な登り坂が始まります。

このあたりの神室山系の山の登り始めはこのパターンが多いので覚悟して登ります。

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三の坂を過ぎると所々にカタクリの群生があって見事でした。

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上の花はショウジョウバカマだと思われます。

これもかなり咲いていました。

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今までは残雪をほとんど踏まないで来たのですが、ここからはかなり固くしまった雪の上を歩きました。

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今から思えば、ここまで来た時に単眼鏡でルートを確認しておけば道に迷わずに済んだかもしれないという山頂が見えるポイントです。

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写真中央のやや右が神室山です。

よく目をこらすと山小屋が見えます。

誰もいない山頂で、ラーメン(袋麺)を作りました。

食後にコーヒーをと思ってお湯を沸かしていたはずなのに音が静かになり、ガスが空っぽになったのを知りました。

ちょっと残念でした。

そろそろ下り始めようと思った頃に熊鈴が聞こえてきて、単独行の男性とお会いしました。

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八森山、杢蔵山に続く尾根です。

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小又山、神室山に続く尾根です。

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イワカガミも見つけられました。

今回も素晴らしい晴天の中を気持よく登ることができました。

でも、残雪を甘く見てはいけないということをしっかり教わりました。

雪が消えれば特に危険なところもなく、いいコースだと思います。

ただ、坂は結構きついので鍛えられます。

登山記録 杢蔵山

今年1回目

5月3日(日)
メンバー:私と長女の2人
天気:晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

10:10 登山口(一の滝コース)
10:00 二俣
12:25 杢蔵山荘 
13:26 杢蔵山山頂(1027m)
14:35 杢蔵山荘
15:35 二俣
16:31 登山口

mokuzou150503

去年までこの時期(ゴールデンウィーク)は山に行くよりも子どもたちの部活の送迎などで山に行けなかったけど、今年から一番下の子どもが高校生になったことでちょっと時間にゆとりができました。

なおかつ今回は大学生の長女の「杢蔵山に登りたい」というリクエストにお答えして山行きを決めました。

ちなみに長女は小学校からずっと新庄に住んでいますが杢蔵山には登ったことがなかったようです。

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登山道に入るとすぐに杉林の中を歩きますが、長女は天然のスミレがたくさん咲いているのは見たことがないらしく感動した様子でした。

いろんな山菜がありましたが、ゼンマイの見分け方はなかなか難しいようでした。

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葉わさびがたくさんある場所があったので帰りに採って帰りました。

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二俣を右に渡ると雪があって、沢の水量もかなり多かったです。

いつものことながらここで空っぽの水筒を雪解け水で満タンにしました。

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山桜が丁度見頃といった感じで綺麗でした。

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この看板から先の沢は雪に覆われていました。

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こんなふうに固くしまった雪の上を歩きましたがアイゼンを使うほどには滑らなかったです。

ただ、稜線に出る少し手前でブッシュに突き当り少し時間をロスしました。

でも、無事に道をみつけることができました。

GPSを持っていたのに勘に頼ってしまいました。

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この標識まで来ると本当にほっとします。

山小屋の屋根が見えます。

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新庄盆地はちょっとモヤがかかった感じでした。

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山小屋の前でちょっと休んですぐに山頂を目指しますが、雪と新緑が眩しいです。

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カタクリの花もけっこうたくさん咲いていて、この時期に登って良かったと痛感しました。

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山頂にあるはずの山頂の看板がなく、柱だけありました。

向かいの八森山も雪がだいぶ消えていました。

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杢蔵山から北に伸びる神室連峰の山々。

今年は何処に登ろうかな?

帰りがけに、コゴミやコシアブラ、葉わさびなどを採ってのんびり下りました。

まだ山小屋より上の部分に雪が多く残るこの時期は、GPSを頼りに時間のロスがないようにすべきだということを学びました。

それにしてもこんなにたくさんの花が咲く山だとは思いませんでした。