登山記録 焼石岳(東成瀬コース)

今年5回目

8月15日(水)
メンバー:私、カミさん、長男(中1)の3名
天気:晴れ時々くもり

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

05:40 秋田県雄勝郡東成瀬村3合目登山口発
06:00 4合目大森沢
06:19 5合目釈迦さんげ
07:03 6合目与治兵衛
07:32 7合目柳瀞
08:14 8合目焼石沼
08:52 9合目焼石神社
09:45 焼石岳山頂
10:19 泉水沼
11:05 9合目焼石神社
11:49 8合目焼石沼
12:18 7合目柳瀞
12:50 6合目与治兵衛
13:53 4合目大森沢
14:20 3合目登山口


↑地図をクリックすると大きくなります。


今回登った山は東北百名山地図帳を見て登ってみたいと思った岩手県にある山です。湯沢から行けるので登り口は秋田県の東成瀬村にある三合目駐車場を選びました。林道に入る大きな看板があって、そこから3kmほど林道を走りますが、途中で出会った方によるとクマを見たそうです。林道は走りやすく駐車場も30台はとめられるようですが、トイレは林道の入り口付近にありました。私達がここに着いたのは5時20分でしたが私達の他には1台駐車してあるだけでした。下山したら5,6台くらいに増えていましたが結構遠方からの車もありました。


行きはこの標識をそのまま直進して釈迦ざんげを通過しましたが、帰りはまわり道を歩きました。時間短縮のためには迷わずまわり道を歩いたほうがいいようです。道も歩きやすかったです。


沢を渡る場所が3箇所ありました。増水していなかったので靴を履いて問題なく渡ることができました。長男は普通の運動靴だったので濡れました。


「安心してお飲みください」という保健所のおすみつきの看板がある長命水。たしかに冷たくておいしい水でした。ひしゃくもおいてありました。


8合目の「焼石沼」の標識あたりから花がたくさん咲いていました。今回この山に来たのは「東北トップクラスの花の山」と東北百名山地図帳に書いてあったからです。確かに花がたくさんあって歩くのが楽しくなります。


焼石神社の前をなぜか左の方に行ってしまってルートをはずれました。霧が濃くなって見通しがききずらくなっていました。大きな岩を渡り歩いてなんとか正規のルートに出てその後はペンキのマークを見落とさないように慎重に進みました。


山頂に着くと岩手県側から登ってきた方が2人いて、霧が晴れるのを待っている様子でしたが、こんな感じで霧が濃くなにも見えません。また風も強くカミさんは帽子を飛ばされたみたいです。沢を渡るときの写真では帽子をかぶっています。ちなみに山頂の高さは1548mです。


山頂からは泉水沼の方に降りましたが、こちらの道は焼石神社側からの道と違ってとても歩きやすかったです。泉水沼の周辺も花がいっぱいに咲いているのでしょうが、霧が濃くて見渡せませんでした。ぐるっとまわって、焼石神社に戻るまでには藪こぎが必要な道もあり結構ハードでした。焼石神社の前に戻ってみるとさっきまでの霧が晴れてきて山頂まで見えてきました。


花の写真はたくさん撮りましたが、腕がよくないのでなかなか上手く撮れませんでした。とにかく、たくさんの種類の花が咲き乱れていてきれいでした。


帰りはジュネス温泉 ホテルブランで汗を流しました。大人300円はなかなか安くていいです。お風呂も洗い場がたくさんあり、目の前がスキー場のゲレンデというロケーションでなかなか良かったです。

GPSのトラックデータをみてみたら今回は16.5kmも歩いていました。時間もほぼ予定通りでした。

大変参考になったサイト
東成瀬村観光サイト 観光パッフレット
このサイトの焼石岳ドライブ&登山Mapを印刷して持って行きました。とてもわかりやすくて便利でした。

登山記録 大朝日岳

今年4回目

8月7日(火)
メンバー:単独行
天気:晴れ時々くもり

主なコースタイム(到着時刻)

04:45 古寺鉱泉駐車場出発
06:13 一服清水
06:23 ハナヌキ峰分岐
07:07 三沢清水
07:35 古寺山
09:25 銀玉水
10:00 大朝日小屋
10:15 大朝日岳山頂
12:25 小朝日岳山頂
13:19 古寺山
13:38 三沢清水
14:14 ハナヌキ峰分岐
14:22 一服清水
15:18 朝陽館
15:25 古寺鉱泉駐車場

夏季休暇をとったので少し遠くの山に行くことにしようと考えて選んだのが、高校山岳部時代に2泊3日で縦走した朝日連峰です。
8月4日に鳥海山に行ってから日数が経っていませんが、間を開けずに登ったほうが体調はいいようです。
左の地図をクリックすると大きくなります。




歩く距離が16Kmを超えるので、長時間歩くことになるのを覚悟して朝2時過ぎに家を出ました。
高速を使わずにナビの指す方向に進んだらとんでもない山道を行くことになり、ちょっと不安でした。
なんとか駐車場にたどり着くと10数台の車があり、あたりが明るくなるのを待ちました。




右がブナで左がヒメコマツ。なぜかこの2本の違う木が合体したのだそうです。




一服清水です。切り株があったりして腰を降ろして休めます。どこの水場の水も冷たくておいしかったです。




私の前を行く人がここで迷わずに右に進んで小朝日岳の山頂に向かわずに迂回したので、私もそうすることにしました。




目の前に大朝日岳が見えてきました。大朝日小屋も雪渓の上にちょこんと見えます。やっとここまできたなーっていう感じです。




銀玉水で高校の山岳部(女子)に会いました。顧問の先生お疲れ様です。生徒の背負っている荷物は私の2倍以上ありました。うーーん、自分が高校生の頃はキスリングだったなーって、懐かしく思いました。




銀玉水の水は本当に美味しいです。結構な水量があって冷たいです。




大朝日小屋の周囲はお花畑になっていて綺麗でした。




大朝日小屋から西朝日岳、竜門山に続く道です。朝日連峰らしい優しい尾根歩きの道が続いています。




大朝日岳山頂には予定よりもだいぶ早く着きました。時々ガスってきたりしましたがお陰様で360度見渡すことができました。後から大学生と思われる集団がやって来ましたが、携帯で山頂ナウとかやっていました。




来る時にパスしてきた小朝日岳の山頂を目指します。かなりの急な坂です。荷物が少なくて本当に良かったと思います。




小朝日岳の山頂です。15分ほどいましたが誰も来ませんでした。さっきまでいた大朝日岳が遠く感じます。




下りは単独行の強みで、がんがんスピードをあげて降りてきました。とても歩きやすい道です。




まだ時間にゆとりもあるので古寺鉱泉でお湯につかろうと思ったら、本日臨時休業の看板が出ていてがっかりしました。




車で大井沢温泉まで行き、そこでのんびりと体を休めました。300円の入浴料は安いです。お湯をなめたらしょっぱかったです。

今度は誰かを連れてきたいと思いました。

できれば山の上で一泊して、もっとゆっくり歩きたいです。

登山記録 鳥海山

今年3回目

8月4日(土)
メンバー:私と職場の同僚及びその家族、総勢8名
天気:晴れ

主なコースタイム(到着時刻)

07:10 湯の台コース登山口
07:26 滝の小屋
08:35 河原宿
10:40 あざみ坂
11:40 伏拝岳
12:20 大物忌神社(昼食・休憩・元気のある人は新山山頂へ その他は昼寝)
14:10 出発
14:25 七高山への分岐
15:03 伏拝岳
17:03 河原宿
18:10 滝の小屋
18:30 湯の台コース登山口

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今回はだいぶ前から計画して、職場の皆さんに案内したものです。天気が一番気がかりでしたが、幸運に恵まれ素晴らしい山行になりました。

JR新庄駅の東口駐車場の集合は朝5:00にしておきましたが、皆さん遅れることなく集まってくれました。

その後みんなでコンビニに寄って、朝ごはんや昼ごはん、おやつなどを買いました。

鮭川村を通過し、青沢を越えて八幡に抜け鳥海高原家族旅行村の手前を右に曲がります。

まもなくして直線の道路になって正面に鳥海山がでーんと見えたら、道をタヌキが一匹横切りました。

駐車場に着くと車はすでに満杯になっていて、無理やりガードレールすれすれまで寄せて駐車しました。

入山カードに8名分の名前を記入してもらって、いざ出発です。

滝の小屋を過ぎると、小川を進みますが、どこがコースなのか先頭を行く先輩もわかりにくかったようですが、赤い布を目印に進んでもらいました。

雪の残る滝を右手に進むとだいぶ登山らしくなってきますが、この空の色がいい感じで、海の方まで見えました。

河原宿に到着です。皆さんまだ少しゆとりがあるようでした。私達は平気で横を流れる川の水をおいしいと言って飲んでいましたが、本当は飲まないほうがいいと、下山するときに会った登山道の工事をしている方々に言われました。でも、誰もお腹は壊さなかったようです。


雪渓の上を歩きます。雪渓はスプーンで削られたような感じになっていて結構硬い状態です。滑って転ばないように慎重に進みます。うーん日に焼ける焼ける。

でも、少しひんやりして気持ちよかったです。



雪渓のそばにはチングルマがたくさん咲いていました。




今回行けなかった方のためにサービスです。

気分だけ涼しくなってください。

この後は辛く長いあざみ坂。

ああ、あざみ坂。

本当に大変でした。




外輪山の縁に立って、新山が見えた時にはもう12時近くになっていました。

さて、神社までもうひとがんばりと思っていたら、知り合いに出会いました。今日はたまたま一人で来たようですが、とても元気な先輩(女性)です。


神社の右の雪渓の真下まで移動して昼食です。

私はかき氷を作りました。

これがうまい。

かき氷シロップ(いちご)とコンデンスミルクを持って登ったかいがありました。

みなさんおかわりして食べていました。

ここで、まだ少し体力にゆとりのある4人が新山まで登り、私を含めた4人は昼寝をしたりして体を休ませました。


新山に登ったメンバーと合流した後は、少しだけ七高山の方向に登り、その後はずっと気持ちよく下りました。

途中でこれから神社の小屋に泊まるパーティーと会ったので、かき氷シロップとコンデンスミルクはプレゼントしました。




登りであんなに苦労したあざみ坂も、綺麗な青空の下になりました。




河原宿に着くと、今日はここに泊まるというと登山道の工事に入っている方々に会いました。

大きなポリタンクに入った水と、ペットボトルに入ったお茶を頂いたので、お返しに今晩の酒のつまみになりそうなものをプレゼントしてきました。

ついでに、カメラのシャッターまで押していただきました。



駐車場まで戻ると朝はあんなにたくさんあった車が10数台程度に減っていました。

暗くなる前に駐車場に戻ってこれて一安心しました。

この後、鳥海山荘により、露天風呂に入ってきました。

お風呂から上がってアイスなんかかじっていると、酒田の方向に花火が上がるのが見えました。

その後は時間がだいぶ遅くなったので、食事はコンビニで何か腹のたしになるものを調達し新庄に向かいました。

写真は鳥海山荘に着いた時の空です。

今回は大勢で登ったとても楽しい山行でした。

また、企画したいと思いますので行きたい人は、是非ご一緒しましょう。

登山記録 早池峰山

今年2回目

7月29日(日)
メンバー:私と妻の2人
天気:くもり時々晴れ

主なコースタイム(到着時刻)
05:55 小田越バス停登山口
07:42 5合目
08:45 早池峰山山頂
10:09 立岩
11:58 河原の坊登山口

(GPSのデータは途中で電池を交換したので小田越コースの5合目付近からのものです。)

できたら土曜日に登って日曜日は体を休ませたいと思っていますが、なかなかスケジュールの調整が難しくそんなことも言っていられません。

今回は前日の夕方8時に寝て、朝は1時50分に家を出ました。

さすがに夜中の2時3時の道路は高速といえどもほとんど対向車もなく、走りやすかったです。

花巻で高速を降り、コンビニで朝食と昼食を買ってから一時間近く走って河原坊の駐車場に着いたのが4時35分でした。

マイカー規制のある時期だったので、朝は5時から昼1時までは車で入ることができず、岳の駐車場にとめなければなりませんが5時前に到着できたので、河原坊の駐車場まで入れました。

駐車場には静岡、京都など遠いところからの車がたくさんありました。

ここで軟弱な私達は5時48分になってくるシャトルバスを待って、標高が約200m高い小田越から登り始めることにしたのです。

ちなみに河原の坊から小田越までは350円でした。途中バスからシカが見えたと運転手と一部の乗客が言っていましたが私達は見つけられませんでした。

小田越のバス停に着くとすぐ目の前が登山道の入り口でした。GPSによると標高は1240mでした。


さて、今回この山に来たのはこの花に会うためです。ハヤチネウスユキソウという高山植物です。日本のエーデルワイスと呼ばれているのだそうです。

実際に会ってみると、風が強く栄養分も少ないかなり過酷な環境の中でしっかり生きているという感じでした。

登って行くとあちらこちらに咲いていて、カメラのレンズを向けるのに忙しかったです。




他にもたくさんの高山植物が咲いていて、とてもきれいでした。

花の名前はわからなかったので、少しは勉強してくるべきだったと思いました。






この山は大きな岩だらけの山で、私がよく歩いているような山形県内の低山とは全く違いました。

そのためなのか、登山者の装備も皆さんかなりしっかりしているように思いました。また子供もみかけませんでした。

途中に結構長いはしご場がありましたが、特に渋滞で待つようなこともなくスムーズに登ることができました。

山頂の近くにはお花畑のようなところがありました。さらに山頂に近づくと避難小屋がありました。

山登りの後はやっぱり温泉に入りたくなります。

河原坊にある早池峰総合所に貼ってあったポスターを頼りにぶどう温泉という日帰り温泉施設に寄ってみました。

汗を洗い流してすっきりとしてすぐ下のところにあった産直のものを売っているところにも寄ってから家路に着きました。

新庄に着いたのは夕方5時ちょっとすぎでした。

その後に畑の草むしりもしましたから体力的には問題なかったです。

ダイエットのおかげで、膝への負担がだいぶ軽くなりました。

天気も良好で、素晴らしい山行でした、

登山記録 杢蔵山

今年1回目

7月1日(日)
メンバー:私と職場の同僚1名
天気:くもり

主なコースタイム(到着時刻)
08:22 一の滝コース登山口
09:12 二股
10:10 杢蔵小屋(休憩)
11:05 杢蔵山頂
11:25 杢蔵小屋(昼食)
12:55 二股
13:47 一の滝コース登山口

今年になってやっと1回目の山登りです。

去年と今年の大きな違いは2つです。

今年中学生になった双子がふたりとも運動部(サッカーとバドミントン)に入ったために部活動の送迎が必要になることが増えました。そのためになかなか山に行くことができずにいました。

もうひとつはダイエットのおかげで少し身軽になりました。去年に比べて15Kg程度軽くなっています。もう10Kg減らせたらかなり山歩きは楽になるはずなんですが、なかなか簡単には減りませんね。

さて、天気予報では土曜日は晴れで日曜日は雨のような予報だったので、土曜日は子供たちを山形市の矯正歯科まで連れていくので山には行けないなと思っていたのですが、いざ土曜日になってみると次の日も雨は降らないという予報だったので山に行くことに決めました。

休日の土曜日に職場に行って、一緒に山に行かないかと声をかけたら行くという若者(男)がいたので一緒に行くことにしました。

登りはじめてちょっと行くと、車の鍵をかけたか不安になったので車まで戻ってみるとやっぱり鍵がかかったいなくて戻ったかいがありました。

同僚の若い彼に先を歩いてもらいましたが、沢の所でどっちに行くの少しわかりにくい場所があったものの山道は乾いていたので大丈夫でした。しかし、歩くスピードが少しハイペースだったので途中からちょっときつくなってきたようです。私はもう何十回と登っている道なのであまりきつさは感じることなく歩けました。

二股につく手前でクマのトイレのようなものをみつけました。何度も同じところで用をたすものなのかわかりませんが人間のものではなさそうで、かつ大きいものでした。わりと新しいものだったので近くにクマがいるのでは?と気になったりもしました。

登山道を整備するために倒木を切ったり、邪魔な枝を切ったり、草を刈ったすぐあとらしく、登山道に落ちている枝などをストックで片付けながら登りました。

山小屋に着くまで5,6人の中年の男女のパーティーが降りてくるのとすれ違いました。

稜線に出てみると残念ながら雲がかかっていて市内の眺めをみることはできませんでした。それどころか杢蔵山の山頂さえ全く見えませんでした。

山小屋でちょっと休憩したあと登山道や小屋の周辺の草を刈ったりしてくれている3人の方と会いました。

小屋の近くの水場はちょろちょろと水量は少ないのですが、やっぱりおいしいような気がしました。

山頂に続く稜線に出ると風がとても強くて危険を感じたので、先頭を交代しました。
  
山頂に着いても写真のように周囲の山は何も見えなかったので残念でした。
  

足早に山小屋に戻って簡単な昼食をとっていると、小屋の前の鐘がカンカンとなって山歩きのベテランと思われる女性が2人(私よりも年齢上かな?)が小屋に入ってきて昼食を食べ始めました。

小屋を出てもやはり外界の景色は見えなかったのですが、だいぶ降りてくると雲が切れて市内が見えました。
  
一の滝への分岐から遊歩道に降りて、そこからは沢づたいに歩いて登山口に戻りました。

帰りは山屋温泉に入り、さっぱりしてから職場まで戻りました。