登山記録 火打岳

今年1回目

6月9日(日)
メンバー:妻、三女(中2)、私の3名
天気:曇り後晴れ

主なコースタイム(発以外は到着時刻)

07:39 親倉見の駐車場発
10:20 槍ケ先
12:40 火打岳
14:57 槍ケ先
17:24 登山口

今年最初の山登りは、なんと中2の三女も一緒に行ってくれることになって、私はとても嬉しかったのです。

そこで選んだ山が、私のお気に入りの山である火打岳です。

高校山岳部の時は確かJR陸羽東線の鵜杉駅から歩いて行ったような記憶があります。

その後、一度は妻と一緒に槍ケ先まで登ったことがあるのですが、その時はバテてしまって、そこから先には行っていなかったのです。

でも、最上町の実家に向かう途中で鵜杉から見る火打岳の美しさにはずっと憧れていました。

それなのに、なぜか登らないままにしていたのが今回の火打岳です。


天気予報は曇り、昼ごろから晴れてくるとのことで、親倉見の駐車場に着いた時も山頂は見えませんでした。

駐車場には宮城県ナンバーの車が2台すでに停まっていました。

鳥居の右に火打岳登山口の看板がありました。

鳥居を過ぎると、いくつかの学校で置いてある、しいたけなどのホダ木が並べてありました。

かつてこの辺はテントサイトだったような気がしました。

テントを張っていた人に、丁度作っていた山菜の天ぷらをすすめられたことを思い出しました。

大松の横に立派な社が建っていました。

ここを過ぎると、杉林の中を徐々に高度を稼いでいきましたが、そんなに急な道ということでもなく、とても歩きやすかったです。

標識がこんなふうに地面に置いてあるということは、WEBで下調べしてあったの慌てなくてすみました。

まだ雪が残っていると思ったら、ちょっとした沼になっていてそこにはカエルの卵のようなものがたくさんありました。

何というカエルのものなのかわかりません。

大きさは小ぶりの洋ナシみたいな感じでした。

うちの娘は「キモ!」と言いながらストックでつついていました。

槍ケ先に着きました。

十年以上前は、ここで引き返したのですが今回は体力も時間も大丈夫です。

下界から見たらここはたぶん雲の上です。

山頂方面はまだ見えません。

たくさんの綺麗な花が咲いていたのですが、写真をとるのが下手なのと花の名前がわからないのが残念です。

これはイワカガミです。たぶん。

娘は何度か私にききました。

「あれが山頂?」

でもGPSは目的地がまだまだ先であることを指しています。

やっとこれが本物の山頂です。

どうやってこの写真を撮ったかわかりますか?

ヒントは私の腕です。

ここで、ちょっと遅目の昼ご飯です。

私はゆで卵を作って持って来ました。

妻がおにぎりを握ってくれました。

娘は果汁グミをくれました。

山頂には誰もいなくて私達3人で貸切でした。

下山し始めたら晴れてきて周囲の山々がよく見えるようになってきました。

山肌に残った雪がおしゃれです。

登山道には1箇所をのぞいて全く雪はなく、普通の運動靴でも全く問題ありませんでした。

カタクリの花の色がとても鮮やかでした。

やっぱりここに来るならこの時期が一番いいみたいです。

今降りてきた道を振り返ってみました。

スケールこそこじんまりしていますが、なかなかの山並みです。

実家のある最上町方面の眺めです。

槍が先の少し手前から見た八森山方面の眺めです。

この後はひたすら森の中を下るのですが、途中でアクシデント発生です。

うさぎのように軽々と歩いていた娘が、突然鼻血を出してなかなか止まりません。

所々で鼻血休憩?をとりながらゆっくりゆっくり降りてきました。

そこで教訓。

山でもトイレットペーパーはすんごく役に立つ。

まあ、とにかく無事に暗くなる前に下山できたので良しとして、お社に手を合わせてお礼をして家路につきました。

まだまだトレーニング不足であることがよーーくわかったので筋トレに励もうと思います。